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2018.09.09

【F1第13節/F選抜×仙台】“悪魔の左足”と“神の右足”で魅了したロベカル。「Fリーグの歴史に足跡を残せました」(F選抜 ロベルト・カルロス)

PHOTO BY本田好伸

Fリーグでプレーした“6分36秒間”の衝撃

9月9日(日)、DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1共同開催の大阪ラウンド最終日が行われ、第3試合に登場したFリーグ選抜は、ロベルト・カルロスの2ゴールでヴォスクオーレ仙台に2-1で勝利した。

この日、F選抜の選手としてついにピッチに立ったロベルト・カルロスは、圧倒的な結果でファンを魅了し、相手の仙台を黙らせ、チームメートと歓喜の瞬間を分かち合った。

4分49秒、会場中の大声援を浴びてピッチに入ったロベルト・カルロスは、ベンチに戻るまでの2分24秒の間で、大きなインパクトを残せなかった。コンディションは満足のいくものとは言えず、練習で一度も連係を合わせていないこともあって、チグハグしたプレーで不安を露呈していたようだった。

しかし、ブラジル代表で世界一を経験し、世界有数のビッグクラブ、レアル・マドリードなどで数々のタイトルをつかんできた男は“持っているもの”が違っていた。

「決して動きが速いわけではないですし、技術や判断はありますが、それでもやれることをしっかりと見極めながらやった結果、ゴールを取れてしまう。そのメンタル的な部分の持ち方がすさまじいなと感じました」

高橋優介監督は試合後、そう振り返ったが、2回目の登場でとんでもない仕事をやってのける。

14分55秒、三笠貴史、新井裕生、齋藤日向とともにピッチに入ると、15分29秒、自陣の齋藤からのパスを左角で胸トラップ。ゴレイロが詰めてきた動きを見極めて、タイミングをズラしたシュートを“そこしかない”というコースに優しく流し込んで見せた。1-0。Fリーグ選抜の先制点は、ロベカルがもたらした。

一度、ベンチに下がっていたロベルト・カルロスは17分、右サイドからのFKのチャンスで再び投入されると、強烈なシュートをゴールに放った。これは仙台のゴレイロ・鈴木紳一朗に阻まれたものの、公式戦で“ロベカルのFK”を目撃した観客は、大きな盛り上がりを見せていた。

 

その後、ロベルト・カルロスが登場することはなく、前半残り1秒で仙台の堀内迪弥が決めて、1-1の引き分けで試合を折り返した。後半に入っても、連係面で不安のあるロベルト・カルロスはなかなか登場しないまま時間が経過していたが、28分34秒、北野聖夜、新井、齋藤とのセットで投入。

すると30分4秒、カウンターから中央を持ち上がったロベルト・カルロスは、背後から迫る相手DFが詰め寄るタイミングを測って左足のアウトで左へとパス。これを受けた北野が相手を引きつけて中央に戻すと、この浮き球に合わせたのはロベルト・カルロス。エリア付近からのシュートを見事にコントロールしたボレーを決めて、再びチームに勝ち越し弾をもたらした。この圧巻のプレーで会場のボルテージは最高潮に達した。

仙台はそこから、マルロンをゴレイロに替えてパワープレーを始めたが、Fリーグ選抜が決死の守備で耐え抜いてタイムアップ。ロベルト・カルロスという“最強助っ人”を迎えた彼らは、大観衆の中で今シーズン4勝目を挙げるとともに、“世界一の選手”とプレーしたことで大きな経験を手にした。

期待以上の結果を残したロベルト・カルロスは試合後、詰め掛けた観客と、J SPORTSやAbemaTVで試合を視聴したユーザーに向けたフラッシュインタビューに登場し、以下のコメントを残した。

F選抜の選手は、僕の家族で子どもたちで、チームメート

ロベルト・カルロス
──勝利おめでとうございます。
本当にありがとうございます。まずはじめに、あちらにいる(ベンチからインタビューを見守っているFリーグ選抜の選手たち)僕の家族、僕の子どもたち、僕のチームメート(いずれも、選手たちのこと)にありがとうと言いたいです。彼らのおかげで2ゴールを決めることができました。本当にありがとう。
──短い間でしたが、チームメートとどんなコミュニケーションをとりましたか?
本当に短い間でしたけど、素晴らしいタレントたち、いい選手たちと過ごせて、本当に、呼んでくださったみなさん、日本全国のみなさん、本当にありがとうございました。それから特に、今日こうしてプレーする機会をくださったFリーグの会長、みなさん、ありがとうございます。

──ゴールシーンを振り返っていかがでしょうか?
レベルの高い選手とやっていると、ゴールを決めやすかったです。

──2点目は“右足”で決めました。
今日こちらにお越しになったみなさんは運が良かったと思います。なぜなら、26年間のキャリアの中で、今日が2本目の右足のゴールでしたから。

──昨日のエキシビションマッチとは違う雰囲気だったと思いますが振り返っていかがですか?
昨日はお遊びの要素があったのですが、今日は強度も強い、集中力も強い、モチベーションも高いゲームだったので、その中でゴールを決められたので幸せでいっぱいです。

──45歳でのゴールはFリーグ最年長得点記録となりました。
そうですね。Fリーグの歴史に足跡を残せたかなと思います。日本はパーフェクトです。

──改めて、Fリーグに参戦して、どんな印象を持ちましたか?
一緒にプレーして見て、他のチームを見て、年を追うごとにレベルアップしていると思います。これからもっともっと良くなっていくことを期待しています。

──日本では今、様々な自然災害が起きています。
サッカーというのは、こうした悲惨な出来事や大変な状況にいる人に夢と希望を与えられるスポーツだと思います。そのために日本に来ましたから、来てよかったと思います。

──最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
アリガトウ!

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