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フットサル界のITマスター・ヴォスクオーレ仙台の「キュレーションサイト」もう見た?

PHOTO BYヴォスクオーレ仙台

なぜ仙台はキュレーション化を図るのか

そもそも仙台は、なぜ自分たちでキュレーションサイトを作ろうと考えたのでしょうか?

仙台で広報活動を担当されている宮田卓弥さんにお話をお伺いすると、最初は試合イベントのまとめたページをファンの方に見てもらうために作り出されたものだったようです。

「そもそもはホームの最終戦に向けて告知していた中でイベントの情報量がたくさんありました。ツイッターだけだと情報が流れてしまい、ファンの方達も追いきれないなと感じていました。なのでまとまったページがあれば良いなと感じて作ったのが最初です」

そうしてスタートしたキュレーションサイトでは、クラブが発信する情報だけでなく、ファンの声などを積極的に拾うことで、ファンとともに作り上げていく新たなメディアを意識しているそうです。

「ネットを見ていて“ヴォスクオーレ”で検索するとファンの方達がどういう風にこのクラブのことを思って、感じてくれているのかがわかります。特に試合の写真などはファンの方が撮ったものの方が会場の雰囲気などをダイレクトに伝えてくれるんです」

「その中で、クラブの発信だけではなく、ファンやホームタウンの方が呟いていることも拾い上げる。そうすることで1つのメディアになるのかなと。クラブの発信だけでは一方通行ですが、ファンの思いも拾うことで一緒に作り上げていくメディアのイメージを持っています」

こうしたクラブ発信の新たなメディアを介してより地域に認知してもらうことが大事だと宮田さんは言います。

「お客さんが4マス(新聞、ラジオ、テレビ、雑誌)広告を介して情報を得る割合は40%と言われています。一方でPCやタブレットを介した場合も40%と同等なんです。だからこそクラブが積極的に情報を出していく必要があると思っています。例えば、フットサル場でヴォスクオーレ仙台ってなんですかと聞けばフットサルチームと答えてくれるでしょう。でもフットサルと言えばと聞けば、Fリーグやヴォスクオーレとは出てこない。まだまだ認知されていないと思っていますし、このギャップを埋めることが必要です。そのためにもこのキュレーションサイトを活用して発信できる媒体にしたいと思っています」

新たな試みを始めた仙台。これからのコンテンツなどは仙台のファンやサポーターだけでなくても楽しみですね。

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