更新日時:2020.09.09
【両チーム記者会見/F1第1節 すみだ vs 大分】昨季プレーオフ準決勝の再現は大分が逆転勝利!
PHOTO BY高橋学
9月6日、三重県営サンアリーナでFリーグ2020-2021 ディビジョン1 第1節 フウガドールすみだ vs バサジィ大分が行われ、試合は4-2で大分が勝利した。試合後、オンラインで記者会見が行われ両チームの監督とキャプテンが出席した。
■この試合のハイライトはこちら(ABEMAビデオ)
可能性は非常に感じている
須賀雄大監督(フウガドールすみだ)
──試合を振り返って。
この新型コロナウイルスの猛威の中、リーグの開幕が危ぶまれていた中で開幕を迎えられたことを嬉しく思っています。たくさんの方のご尽力で開催できたことに対し感謝したいと思います。その中で試合は敗戦してしまいました。大分に対しては、自分たちが得意としているポイントを消すということに徹底してきて、自分たちがさらにそれを上回ることで勝ち点3を手に入れられると思っていましたが、今回は上回れなかった。そういったところが敗因の一つだと思っています。改めてまたトレーニングからやっていきたいです。
──田口元気選手が先制点を決めていい流れになりましたが、特に後半は相手の守備に苦しめられてしまいました。どういったところで上回れなかったのでしょうか。
前半も後半も通じて、相手はピヴォへのラインを徹底して消してきた。前半はその中でもピヴォ当てをすることができていて、ピヴォに当たった後の関わりで方でブロックを決めて田口が決めたというゴールでした。後半に関してはピヴォに当てるというところで、相手の圧が強くなってそこに対して1対1でねじ伏せる考えもありましたが、やはり個が強いのが大分なので、それだけでなく2人組のピヴォ当てのコンビネーションのピヴォ当てをしていくとか、そういうところを後半は生みただしたかった。そこの部分がうまくいかなかったと思います。もちろん1対1で負けないことも大事ですが、2対1で崩していくことがうちのスタイルでもあるので、そこのコンビネーションをより磨いていきたいなと思います。
──今季初の試合に向けて、コロナ禍で難しさがあった中で時間はいつもよりあったと思います。プレシーズンではどんな準備をしてきましたか。
6月に緊急事態宣言が解除されて、いきなり再開、というよりはグループ分けをしてトレーニングをしました。当然、体も鈍っている状態なので6月いっぱいは体を戻していました。7月からトレーニングマッチを含めて再開をしたという形なので、7月、8月で準備をしたと考えると実際のプレシーズンと比べて「少し長いな」という感覚だと僕自身は思っています。今回、コロナで一番違ったのはかなりケガ人が出ていること。大分も同じことだと思いますけど、具体的にどう影響しているかは置いておいて、今日もたくさんの選手がケガを抱えて東京で試合を見ていた状況。そういった意味では終盤に強度出してトレーニングをできていないことが普段より違う開幕だったなという印象を持っています。
──新加入の鬼塚祥慶選手や森村孝志選手らが加わって、新しい組み合わせに対する手応えや修正点は?
1stセットを大きく変えずに2ndセットを熟成させることで、1stセットも2ndセット同じように相手の脅威になることでリーグ優勝が狙えると思います。ポテンシャルがある両セットだと思うのでしっかりと積み上げていきたいと思います。1stセットと2ndセットで特徴は違うので、同じプレーモデルを求めるというよりもそれぞれの特徴を生かしたモデルしっかり意識しないといけない。先ほど2対1の話をしましたが、やはり最終的に個で上回れなければ試合に勝てないではなくて、そこをグループで上回っていかないと個が非常に強い名古屋オーシャンズや大分には勝てない。そういう意味では今日のリーグ戦は選手もそれを強く感じたと思いますし、それを感じて練習することが大事だと思っています。可能性は非常に感じているので全員が前向きに取り組んでいくことが大事だと思います。
諸江剣語(フウガドールすみだ)
──試合を振り返って。
今日は開幕戦でしたが、フウガドールすみだは決勝戦のつもりで挑みました。前半、いい集中力で戦えていましたが終盤にかけて相手の切り替えや1対1など細かい部分で相手の方が優っていた。リーグ戦はまた来週もあるのでしっかりと切り替えて頑張りたいです。
自分も選手たちも試合感がないなと思った
伊藤雅範監督(バサジィ大分)
──試合を振り返って。
久しぶりの試合でした。自分もそうですが選手たちも試合感がないなと改めて思いました。その中でできることをやって勝ち点3を取ることをしっかりやってくれた。それはこれからに繋げていきたいです。
──ケガ人も出て、人数が少ない中でこれからのゲームプランは?
いるメンバーでまずは戦うことが大事だと思うので、できることをやるということが一つ。もう一つは、自分たちは十分な練習ということでゲームを十分に積んでこれませんでした。なのでチームの完成度はまだまだ高くない。言い訳にする気はないですけど、9月に関してはもう少しチームを作っていくところも意識してやっていきたいと思っています。
──小曽戸允哉選手が電撃的に入団しました。彼の影響力は?
大きくは2つあります。1つはチームのリーダーであることを求めています。2つ目はキャリアの終盤にある選手だと思っています。チームの良き模範として、これからもポジションを譲るのではなく彼と若い選手とポジションを競い合ってほしい。そういう意味では彼はリーダーであり良き模範であり、競争相手になってほしいと思います。
森洸(バサジィ大分)
──試合を振り返って。
内容は満足できるものではありませんでしたが、勝ち点3をを持ち帰ることができた。また次の試合に向けて調整したいと思います。
──キャプテンとしては小曽戸選手の影響をどう感じていますか?
監督からも話がありましたがすごく模範になる先輩だと思います。そういう姿を見て僕たちもそうですし、若い選手たちが成長していくきっかけになる。すごく頼りにしています。
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