12月16日から18日にＦリーグ2022-2023 ディビジョン１の第17節の6試合が各会場で行われた。

ロドリゴが1試合で脅威の5得点！

小田原アリーナで行われた湘南ベルマーレvsエスポラーダ北海道の一戦は、ホームチームが13得点を決めるゴールショーとなった。ファーストゴールが生まれたのは、第1ピリオド5分。GKフィウーザのロングフィードをゴール前の本田真琉虎洲が頭で合わせ、ネットを揺らした。13分、ロドリゴのゴールで2点目が決まると、15分に内村俊太、16分に堀内迪弥が決めて4-0。さらに18分にロドリゴが第2PKで追加点を挙げ、第1ピリオド残り59秒に堀内の2点目が決まって、6点差で試合を折り返した。

第2ピリオドも湘南の勢いは止まらなかった。25分、山﨑歩夢が敵陣でボールを奪った牧野謙心のラストパスを受けると、相手GKとの1対1を制して7-0とした。その後、27分、28分にロドリゴが連続ゴールを挙げて9点差。28分4秒にカウンターを受け、一矢報いられるが、同分22秒に堀内がゴールを決めて湘南の得点数は2ケタに。直後、パワープレーから水上玄太に得点を奪われたが、32分に本田、39分にロドリゴがさらに追加点。残り33秒に津田京一郎がこの試合最後のゴールを決め、合計スコアは13-2。その内の5点をロドリゴが、3点を堀内が決めた。

今節注目を浴びたのは、勝ち点6で11位のボアルース長野vs勝ち点4で最下位に沈むバサジィ大分との裏天王山。最下位チームが参加するディビジョン1・2入替戦を回避するためにも、この直接対決はお互いに負けられない試合になった。そんな試合の先制点は、開始26秒に生まれた。本石猛裕が右サイドをドリブルで突破した橋本澪良のパスをダイレクトで合わせ、ネットを揺らした。

大分は第1ピリオド11分、米村尚也にゴールを許してしまい同点とされたが、15分に小門勇太の強烈な反転シュートが突き刺さり、1点リードで第2ピリオドを迎えた。28分、大分はCKからの失点で同点に追いつかれると、29分にも失点し逆転されてしまう。しかし直後のプレーで橋本がパカットのシュートを顔面で押し込み、すぐさま同点とすると、30分に本石が美しいループを決めて再びリードに成功する。そして、残り1分38秒にパカットがパワープレー返しを決めて2点差。残留争いの行方を大きく左右する裏天王山は、大分が制し、長野と入れ替わる形で最下位から11位へ浮上した。

今節の結果は以下のとおり

■試合結果

12月16日（金）

12月17日（土）

12月18日（日）

■順位表

■次節試合日程

12月24日（土）

12月25日（日）

12月28日（金）※第9節延期分