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作成日時:2024.02.13
更新日時:2024.02.13

【全日本女子フットサル選手権大会|決勝戦レポート&コメント】西宮が残り58秒で同点→延長→PK戦で逆転勝利!浦安は終始リードも大会3連覇ならず

PHOTO BY海野伸明

2月12日、日環アリーナ栃木にて、第20回全日本女子フットサル選手権大会の決勝戦が行われ、バルドラール浦安ラス・ボニータスとSWHレディース西宮が対戦。白熱のPK戦を制し、SWHレディース西宮が3大会ぶりに日本一に輝いた。

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西宮・斉下遼音が意地の同点ゴール

全日本女子フットサル選手権大会は、2004年に第1回大会が開催された、日本サッカー協会主催の全国大会の一つ。今年も地域予選を勝ち抜いた16チームが会場に集まり、3日間のタイトなスケジュールで、し烈な争いを繰り広げた。

最終日の12日、決勝の舞台に立ったのは、大会3連覇を狙うバルドラール浦安ラス・ボニータスと、2020年大会の女王である、SWHレディース西宮。女子フットサルのトップリーグである日本女子フットサルリーグでも屈指の強豪2チームが、ドローゲームで終わったリーグ戦最終節以来、約2週間ぶりに顔を合わせた。

13:00にキックオフしたゲームで、先にチャンスを作ったのは浦安。タイトな前プレスから塚本夏希がボールを奪い、ディフェンスを1人交わしてシュートを放つも、GKに阻まれる。すると10分、西宮陣内右コーナー付近での相手のキックインを宮原ゆかりが胸トラップで収め、左足を一閃し先制点を奪う。

直後の11分にカウンターから失点を許すも、13分に筏井りさの左サイドからの折り返しを、江川凜がスライディングで押し込み、追加点をマーク。ところが、15分に再度カウンターから1点を返され2-2で第1ピリオドを終えた。

一方、第2ピリオドで逆転を狙う西宮だが、22分に浦安に3点目を決められ、再び追いかける展開となる。連続失点のピンチを中田凪咲の好セーブで凌ぐと、31分に網城安奈のシュートのこぼれ球を藤江沙樹が突き刺し3-3に。35分にはこの日3度目のリードを許したものの、残り58秒で獲得した直接フリーキックのチャンスを逃さず、斉下遼音がこの日2得点目を決め、4-4で延長戦へ。

しかし、拮抗する試合は決着がつかず、PK戦に突入。会場に緊張感が漂うなか、浦安の4本目のシュートを中田が弾くと、西宮の5本目を追野沙羅がしっかりと決め切り、試合は終了。西宮が、3大会ぶりの大会連覇を果たした。

なお、試合後には表彰式が行われ、個人賞として今大会で6得点を決めた、西宮の斉下とアルコ神戸の山川里佳子が大会得点女王に輝いた。



■試合後コメント

<SWHレディース西宮:上久保仁貴監督>

本当に選手達が、出場していた、していないに関係なく、選手が一丸となって浦安にくいついていくという事を体現してくれたと思います。タイトルが欲しかったので、選手に感謝しかありません。いつも浦安はかみ合わせと言うか、ウチに対してストレスをかけたりしてくるので、様々な情報を随時敏感に反応して対応はできたのかなと思います。ファイナルシーズンが終わって選手権までにどれだけ守備をどれだけ強度高くできるかにフォーカスしていたので、そういう意味では本当に選手が頑張ってくれました。選手が残した素晴らしい結果なので、来季に向けてのスタートダッシュとしたいと思っています。

<SWHレディース西宮キャプテン:尾川奈穂選手>

フットサボール人生の中でも本当に嬉しいです。嬉しいしか言葉が出てこないです。リーグ戦では悔しい想いを何度もして、リーグ最終戦で何とか浦安に引き分ける事ができ、自信につながりました。最後の全日で優勝を飾る事できて本当に嬉しいです。やる事は一緒なのですが、リーグ戦同様プレスの強さを変えずに自分達のやってきた事を自信もってやって行こうと思っていました。応援して下さった方々に感謝して、来季も頑張っていきたいと思います。

<バルドラール浦安ラス・ボニータス:米川正夫監督>

自分達より相手の方が疲労度が高いと思っていて、プレッシングという選択をしていましたが、当初構築という部分で捨ててしまう場面が多く、相手を走らせることができなかった部分がありました。途中から落ち着いてボールを回せるようになりましたが、不運な失点や怪我のトラブル等もあって、やっぱり改めて勝つことは難しいなと感じています。正直勝ち慣れしている部分もありましたし、今回の負けがプラスになるかどうかという点では疑問ですが、とはいえタイトルを取れなかったのは正直悔しいので、これを糧に頑張っていきたいと思います。

<バルドラール浦安ラス・ボニータス:江口未珂選手>
PKは運もあったりするので、ゲーム中に決めきれなかったのが、一番の敗因だったかなと思います。(長い時間ピッチにいた事に関して)大会を通じて監督が疲労などをコントロールしてくれたので、それほど疲労と言う事は感じず、フレッシュな状態で試合には入れていたかなと思います。今シーズンの目標にしていたリーグと全日の優勝は果たせなかったので、来季こそはWタイトル獲れるように頑張りたいと思います。



表彰

♢チーム表彰

優勝:SWHレディース西宮

準優勝:バルドラール浦安ラス・ボニータス

3位:アルコ神戸

フェアプレー賞:S.Lダスペード

♢個人表彰

得点女王:斉下遼音(西宮)、山川里佳子(神戸)



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