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作成日時:2024.05.19
更新日時:2024.05.20

【Fリーグオーシャンカップ2024|記者会見/名古屋vs町田】延長残り2秒で決勝弾、絶対王者が最後に必ず勝つ理由。吉川智貴「それが、名古屋です」

PHOTO BY本田好伸

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5月19日、名古屋金城ふ頭アリーナにてFリーグオーシャンカップ2024の決勝が行われ、名古屋オーシャンズとペスカドーラ町田が対戦。名古屋は4-3で大会6連覇を達成した。

試合を終え、イマノル監督と鬼塚祥慶、吉川智貴が記者会見に出席した。

今日の優勝は八木聖人に捧げたい

●名古屋オーシャンズ|イマノル監督

──今日の試合を振り返って。

お客さんにとっては、見ていて楽しいゲームだったんじゃないかと思います。両チームが点を取り合う展開でしたが、自分たちの失点からうちが追いかけることになりました。

ただし、難しい状況でも自分たちが強くいられたことが試合を決めました。自分たちが強くできたからこそ試合を振り出しに戻して、パワープレーで逆転までもっていけました。

──しながわシティとのトレーニングマッチ後に日本のチームの印象を伺った際には「強度の高いチームが多い」と話していました。改めて、公式戦を3試合戦ってみての印象はどうでしょうか?

その時と同様に、レベルが均衡していると思います。今大会も僅差で勝ったので、自分たちが全員揃って練習できたのが、12日間でした。まだ足りない部分が多いですが、タイトルを獲るという目標を達成できました。

リーグ戦も難しい試合になると思うので、勝つためにトレーニングを積んでいきたいと思います。

──吉川智貴選手をキャプテンに指名したのは?今日は素晴らしい追い上げゴールもありました。彼への評価を聞かせてください。

たまに、間違えてゴールを決めることもありますけど(笑)。信頼している選手ですし、長い間、一緒に仕事をしていて、チームを離れてからもコンタクトを取っていました。名古屋に来ると決める前から連絡していました。自分が考えていることをピッチで表現してくれて、信頼しているのでキャプテンに選びました。

話は変わりますが、今日の優勝は、この試合でピッチに立てず、シーズンを通しても難しいかもしれない八木聖人に捧げたいです。そうした状況のなかで試合を見るのは苦しかったと思いますが、彼にこのタイトルを贈りたいと思います。

──町田はパワープレーでダイヤ型の守備をしていました。どう崩そうとしていたのでしょうか。

伝えたら全部がわかってしまいますよね(笑)。速くボールを動かすということです。間に合わないところはGKが補います。自分たちが速くボールを動かして、どこにアドバンテージがあるかを見極めています。

──残り2分で、左奥の選手を金澤空に交代した理由は?

どの選手でもうまくやれるのですが、空は去年もパワープレーでたくさんゴールを決めています。誰が、どこでもやれることは素晴らしいのですが、チームとしては全部を変えてやっています。そのなかでもやってくれる選手は、コーチも喜んでいます。その辺りを踏まえて交代したというところです。

パワープレーは自分が決めるという意識でいる

●名古屋オーシャンズ|鬼塚祥慶

──決勝点を振り返っていかがでしょうか。

自分としては絶対にボールが来ると信じていました。パワープレーは自分が決めるという意識で、自信があります。そこで転がってきて、うまく流し込めたかなと思います。

──新しいチームになってタイトルを取れたことはどう感じていますか?

練習を重ねるごと、試合を重ねるごとに本当に良くなっています。難しい状況でも優勝できたことはプラスでしかありませんい。もちろん、悪かったことは修正していかないといけないですが、勝ちながら修正できることは素晴らしいこと。ここからもっと強くなれるように取り組んでいくだけです。

──フエンテス前監督から継続して通訳をされていますが、監督としてどんな違いを感じますか?

全く違います。イマノルとはたくさんコミュニケーションを取っています。彼は冗談も言いますし、チームの雰囲気を良くする存在です。一方で、試合ではしっかりとスイッチを入れられる監督だと思っています。

──残り2.6秒の決勝ゴールの状況と、その瞬間の気持ちは?

真っ白になったというか。そこに転がってくると待ってはいましたけどね。シュートしたというよりかは、ほぼ当たったという状況でした。準備していたからこそ、あそこに流れ込んだ。(水谷)颯真から(甲斐)稜人が外にズラして、そこで自分が触った形でした。自分たちが絶対に勝つんだと思っていましたし、自分が決めると思ってピッチに入ったので、そうなってよかったですし、本当にうれしかったです。

勝たないと意味のない試合だった

●名古屋オーシャンズ|吉川智貴

──今日の試合を振り返って。また、リーグ戦の開幕に向けて。

今日は本当に勝たないと意味のない試合でしたので、そこをモノにできたことはすごくうれしいです。新体制になって一つ目のタイトルを取れたことはチーム全員がすごく自信になったと思います。良かったと思います。

今日はしっかりと喜んで、またリーグがありますし、今日もたくさん課題が出てしまったので、次はそれを起こさないように、また2週間ほど練習していけたらと思います。

──追い上げのきっかけとなったゴールは、アンドレシート選手が右に行ったところで中に入って決めました。一段ギアが変わるというか、状況を変える意識などはありますか?

負けるのが嫌いなので、ああいう状況になると、スイッチが勝手に入ると思います。自分でもよくわからないですけどね。得点を取りたいということはなくて、なんとか追いつかないといけないという気持ちだけです。

──序盤に1stセットで6分近く出て、その後も細かく出続けて、吉川選手の体力はどうなっているのでしょうか。チームを見つつ、戦況を変えるゴールを決めて、試合にも出続けて。

なんでしょう。若い頃にいっぱい走ってきた貯金があるからでしょうか(笑)。貯金と、日々のトレーニングということにしておいてください。

──町田も気持ちが入っているなかで、なぜ、名古屋は最後に勝ち切れるのでしょうか。

それが名古屋です。

そうですね……。(隣で通訳を介して会話していた)監督は今、相手よりも1点多く取ってから、と。負けず嫌いの集まりなんですかね。相手もそうかもしれないですが、これだけ名古屋がタイトルを獲ってきたという習慣は、チームが新体制になってもう継承できていることを、今日の試合でも改めて感じました。

これが名古屋なのかなというところです。

──優勝後のピッチには左膝前十字靭帯損傷で負傷離脱している八木聖人選手が降りてきていました。カップを掲げる際も招き入れていましたが、どんな言葉をかわしたのでしょうか。

八木とは、特には(笑)。悔しい思いをしていますがチームの一員であることには変わりないですから、一緒(カップを)上げようという感じですね。

 

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