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作成日時:2024.06.08
更新日時:2024.06.08

【F1第2節|記者会見/すみだvsしながわ】2連勝でチームの実力を確信も、地に足つけて一つひとつ。しながわ・白方秀和「勘違いしている選手は誰もいない」

PHOTO BY伊藤千梅

6月7日、ひがしんアリーナにてFリーグ2024-2025 ディビジョン1の第2節が行われ、フウガドールすみだとしながわシティが対戦。しながわは4-3で勝利した。

開幕戦で、昨季王者の名古屋オーシャンズを破る大金星を挙げたしながわは、今節も勢いを保ち、開始4分に新加入の東出脩椰が先制点を奪って幸先よくゲームをスタート。

ところが第1ピリオド17分、すでに5つのファウルが溜まった局面で平田・ネトアントニオ・マサノリが一発退場となり、第2PKで同点に追いつかれると、23分には連続失点で逆転を許す事態に。

28分にはすみだの星龍太もレッドカードで退場したことで両者の撃ち合いはさらに白熱し、迎えた38分、セットプレーからカイオが勝ち越し点を決め4-3で試合は終了。前節と同じスコアでしながわが接戦を制し、連勝を収めた。

試合を終え、比嘉リカルド監督と白方秀和が記者会見に出席した。

守備では宿題が残った試合になった

●しながわシティ|比嘉リカルド監督

──試合を振り返って。

前半いいペースでスタートを切って先制して、そのまま2-0、3-0まで行ってもおかしくないリズムだったんですが、ファウルや退場からディフェンスがうまくはまらなくなり、相手のリズムになってしまいました。2-1にされたり、3-2になりながらも諦めず信じてやりきったというところが一番のポイントだったと思います。連勝できてよかったです。

──前節名古屋に勝利して、勢いを保つためにも今日は大事な試合だったかと思いますが、どういったゲームプランを想定していましたか?

まず僕個人として、すみだのホームアリーナが相性が悪いんですよ(笑)。それは用意してきたプランとか、お互いの駆け引きの部分ももちろんありますが、すみだというチームのキャラクターもあるのかなと感じています。

今日は前からプレッシャーをかけた時にスペースを与えて裏を取られてしまったりもしたし、もう少し自分たちのリズムになるゲームにしたかった。相手は今日で2連敗という結果ですが、やはりこのアリーナのホームでの声援はすごいし、強かったです。

あと、プランとは別にこの試合に臨む上でのメンタルのところはすごく気に掛けていて、開幕戦で名古屋に勝てたことで「今日の試合も勝てるだろう」という意識にならないように、選手たちにも厳しく伝えました。でも、それよりも今日はチームの土台をディフェンスから作るという点でうまくいかないところが多かったので、宿題がたくさん残った試合になりました。

──先制点を決めた、新加入の東出選手の評価を教えてください。

去年まで敵として戦っていて、すごく嫌な選手でした。まだ若いし、新しいやり方に慣れるまでの時間はかかったり気を使ってしまっている様子もあったので、今日の先制点は僕としてもとてもうれしいです。これで自信をつけてもっと自分のプレー、力を出せるようになるんじゃないかなと思います。

ただ、セットの組み合わせを見た時に、シラ(白方)、(瀧澤)太将、(田村)龍太郎は昔からお互いを知っていてやりやすいし、経験もあるので監督としても起用しやすいという点があります。もう少しチャンスや時間を作って、東出も出してあげたい気持ちもありますが、ちょっとミスをするとやられてしまうかもしれないという不安もあるので、もう少し安定しないといけないですね。もっともっとよくなると思うし、これからも期待しています。

──今日は両チームに退場者が出るゲームになりましたが、こうした試合になった時に監督として特に大事にしていること、チームに伝えていることがあれば教えてください。

僕も選手で退場を経験していますし、今のFリーグの監督のなかでも感情があふれやすいタイプでコントロールができないところがあります。ただ、今日のマサの退場シーンについては、指示を出していた時だったので、なにが起こって、悪かったのかわからなくて、なにも言えませんでした。チームにはファウルには気をつけて、第2PKにさせないようにということは話をしていましたけど、あの退場と第2PKから相手のペースになって1対1を突かれてしまうシーンが出てきてしまいました。直前までどれだけいい流れで自分たちが主導権をにぎっていても、たった一つ何かが起きたら大きく変わってしまうんだなと、また勉強になりました。次は同じことにならないように気をつけたいです。

──今日は新井裕生選手と平田マサ選手を同じセットで起用している時間が長かったように感じましたが、現時点で新井選手がアラ、平田選手がピヴォでの起用を考えているのでしょうか?

二人とも両方できるし、マサも名古屋戦ではアラで出ていたりもしたので、交代しながらやっています。裕生は開幕戦に出れませんでしたが、オーシャンカップでも練習試合でもすごく良かったので、あの二人が一緒に出れるように考えていました。いいリズムだったと思うし、オプションが増えることはうれしいですね。

──次節に向けて。

勝ってすべてが良かった、負けて全部悪かったということはないですが、やはり結果は大事です。2連勝でいい雰囲気は続きますが、現実として修正しなければいけないのはディフェンスの部分です。僕たちは優勝を狙うという目標がある。それを叶えるためには、土台を作らないといけません。勝っているのに要求されて、「なんだよ」となるのではなく、本気で優勝を目指すならもっと強度やフィジカルをあげて、失点をしないようにしないといけません。まずうまくディフェンスさえできれば、堅いチーム作りができて自然と攻撃もよくなります。次のバサジィ大分戦に向けて、いい準備をして3連勝できるように頑張ります。

流れが悪くても勝てたのは、チームの力

●しながわシティ|白方秀和

──試合を振り返って。

先制したあともチャンスが続いたにも関わらず逃してしまい、そこからファウルが続いて苦しい試合になりました。ただ、相手も退場したあとに決勝点を取れたのは、チームの力だと感じています。本来であれば、いい流れのままで試合を進められることがベストですが、こうして苦しい時にセットプレーで点を取れることは、勝ち点3をずっと積み重ねていく上で大事なことです。失点してからなかなか自分たちの流れにならなかったですが、それでも勝てたことはチームの力だと思うので、次は内容も圧倒して勝てるように準備をして臨みたいです。

──在籍年数も長くなりキャプテンとしても年々頼もしさを増す白方選手ですが、選手も大幅に補強し監督も代わって本気で優勝が目指せる力をつけた今のこのチームをどう感じていますか?

本当にいいチームだと、純粋に思っています。去年までがすごく悪かったというわけではないですが、練習での競争力もこれまで以上にありますし、こういうチームが優勝争いができるチームなんだろうなと感じています。今は名古屋の優勝がずっと続いていますが、僕らがそこに割って入るチームでないといけないし、これまでは周りからそう見られつつも結果が出なかったぶん、今シーズンはそこに本気で取り組めるいいチームだと思っています。今日のようなよくない流れでも勝てるのはもちろん個の力でもありますが、チームとして戦えているからこそ2連勝という結果が出ているとも思うので、実力があることを自覚して責任をもって戦っていきたいです。

──平田選手が退場してから、キャプテンとしてはチームにどんな働きかけをしていましたか?

僕も見れていなかったので何が起こってしまったのかわからなかったですが、レッドカードが出て第2PKになってしまったので、もしシュートを止めたあとにディフェンスが3枚になった時の動きについて確認しました。ハーフタイムにマサも「みんなを信じてる」という話をしてくれたし、出ている選手で頑張ろうという話をしていたので、ダメージは大きかったですけど結果が出てよかったです。

──開幕戦で名古屋に勝ったことで周囲の見方も変わっていると思いますが、選手たちも心持ちに変化があったりするんでしょうか?

いろいろな側面をトータルで考えても、僕たちは開幕前から優勝を狙えるチームだという自覚を持って準備してきましたし、名古屋戦ももちろん勝利を目指していました。一方で、「名古屋に勝ったから今年は優勝行けるぞ」という感覚でもないし、まだ2節なので、勘違いしている選手は誰もいません。今後負けることも出ててくるとは思いますが、ブレずに1試合1試合を戦うことがいい結果につながると信じてやっていきたいです。

──3連勝するために、何を大切にしていきたいですか?

得点が多いわりに失点が多く、僕も今日もコーナーキックのところでエラーを起こしてしまいました。名古屋戦も3度追いつかれてしまいましたし、自分たちのミスで苦しくなっているので、そこで踏ん張って、なおかつもう一点、2点返せるような強さがもっと必要かなと思います。

──次節に向けて。

少し監督の話と被りますが、攻撃では得点が取れているので、あとはディフェンスでチームを安定させられるかが大事です。あとは結果が大事なので、1週間いい練習をして臨みたいです。

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