【メットライフ生命Ｆリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】ペスカドーラ町田 4－5 Y.S.C.C.横浜（6月28日／町田市立総合体育館）

試合の均衡を破ったのはまさかの守護神だった。Y.S.C.C.横浜のGK・伊名野慎がパワープレー返しで逆転弾を挙げると、全力疾走でサポーター席まで駆け寄り、“GK史上初では？”と思われるようなゴールパフォーマンスを披露して会場を沸かせた。

■お祭り男が魅せた“パワープレー返し”

🏆#メットライフ生命Ｆリーグ 2025-26 ディビジョン1

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決めた！GKながらＦリーグ初ゴール！
“お祭り男”#伊名野慎 歓喜爆発⤴️⤴️
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📅6.28 15:00
⚔️#町田vs横浜
🎙️実況：縄田将平
📺#ＦリーグTV
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— ＦリーグTV (@FLEAGUETV) June 28, 2025

GKが世界的ストライカーのパフォーマンス！？

6月28日、メットライフ生命Ｆリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第5節、ペスカドーラ町田vsY.S.C.C.横浜が行われ、横浜は敵地で5－4と勝利を収めた。

3－3の同点で迎えた試合終盤の36分、横浜のGK・伊名野が“攻撃”で大仕事をやってのけた。

パワープレーを仕掛ける町田に対して、横浜は必死に耐える守備の時間帯を迎えていた。すると、伊名野は、ゴール前に送られたボールのこぼれをキャッチすると、迷いなくドロップキックを放つ。きれいな弧を描いたボールはそのまま無人のゴールへと吸い込まれ、横浜が逆転に成功した。

果敢に攻める相手の攻撃を逆手に取る“パワープレー返し”を成功させた横浜。クールな判断でゴールを決めた伊名野は、普段からシュートセーブの度にガッツポーズを見せる熱い所作が信条であり、チームのムードメーカーでもある。

得点を決めると、自陣と反対側に位置するサポーター席へ全力で走り、ゴールパフォーマンス。中継カメラも追えないほど予想外かつスピードのある動きを見せていた。

話題となったのは、そのパフォーマンスだ。

なんと、サッカー・プレミアリーグ（イングランド1部リーグ）のマンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのゴールセレブレーションを披露したのだ。ドヤ顔のその姿に、会場は大いに沸き立っていた。

まさに“お祭り男”の一連のシーンにはファンも驚きのリアクション。SNSでは、「カメラよ伊名野に #ついてこれるか」「流石のお祭り男すぎるだろ慎笑」「シンを映そうと横浜サイドにカメラを振ったと同時に滑りながら消えていくシンと入れ違ってて笑う（笑）（笑）」「あれ？決めたゴレイロどこ？」など、称賛とともに伊名野の人柄を表すようなコメントであふれ返った。

またこのゴールがＦリーグ初得点となった伊名野も自身のSNSで「やっとＦリーグ初ゴール決めました！」と喜びを語りつつ、「カメラには映ってませんが、ハーランドのパフォーマンスやりました！GKの得点でこのポーズ、世界初だと思ってます😂」とゴール後のパフォーマンスについても言及している。

その後、横浜と町田が1点ずつを追加し、試合は5－4で終了。伊名野の逆転弾が流れを引き寄せ、連敗を3でストップ。横浜は第1節以来となる勝利を収めた。

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