更新日時:2025.07.04
GKが残り7秒で決勝点!?「鳥肌たった」21歳・川上翼の狙い澄ました超精密“40mキック”にファンも大興奮
PHOTO BY森久也
【メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1】ボルクバレット北九州 3-2 しながわシティ(6月28日/北九州市立総合体育館)
試合の決着をつけたのはGKだった。北九州の守護神・川上翼が自陣から放った一撃がネットを揺らした。劇的なパワープレー返しには会場のみならずファンが沸き立った。
■残り7秒でパワープレー返し炸裂
🏆#メットライフ生命Fリーグ 2025-26 ディビジョン1
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試合を決めたのは #川上翼!GKだけど決勝点⁉️
最後の最後、残り7秒で35mパントキック‼️‼️
\\📅6.28 15:30
⚔️#北九州vsしながわ
🎙️実況:長谷川ゆう
📺#FリーグTV
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今シーズンも得点力は健在
6月28日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第5節、ボルクバレット北九州vsしながわシティが行われ、北九州がしながわに3-2で勝利を収めた。
ドラマが待っていたのは、試合残り“7秒”。一進一退の攻防の末、決勝点を奪ったのは、まさかのGKだった。
2-2で迎えた終盤、敵地で勝ち点3を狙うしながわがパワープレーを選択してくるなかで、北九州が堪える時間を迎えていた。テンポの良いパス回しから守備陣が揺さぶられ、相手のパワーシューター、サカイ・ダニエル・ユウジのシュートを受けたものの、ここでゴール前に立ちはだかったのが守護神・川上だった。
ボールをキャッチすると、すかさず助走をつけてパントキックを狙う。無人のゴールを死守するため、しながわの選手は川上にプレッシャーをかけたものの、それをモノともせずに放ったシュートはゴールに吸い込まれ、北九州が勝ち越しに成功した。
試合時間残り“7秒”でのパワープレー返しを披露した川上は、チームを勝利に導く殊勲の決勝ゴールを記録。昨シーズン、流れの中から2ゴールを挙げていた“得点もできるゴレイロ”は、今シーズンもその存在感を証明。試合後には、自身もXにて「今までで1番痺れたかもしれません!最高でした!」と思いを綴った。
この値千金の一撃に、ファンも熱狂。SNSでは「このゴールはホントに鳥肌たった」「ゴール決まった瞬間泣いた」「川上翼さんスーパー」といった称賛コメントが集まった。また、川上はこの活躍が評価され、Fリーグ週間ベスト5に選出され、さらにMVPも獲得。これにもファン・サポーターから「翼くんおめでとう㊗️MVP👑」「文句無しのMVP」と、祝福の声は止まらなかった。
川上の決勝ゴールで北九州はしながわに3-2で勝利。今シーズン2勝目を挙げ、北九州の熱いファンに勝ち点3をプレゼントしている。