作成日時：2025.08.05
更新日時：2025.08.05

北海道vs神戸、8分で6点が決まる“超ゴールラッシュ”の激闘は鉄人・水上玄太の残り43秒弾で決着！仙台も丸山将輝の残り28秒決勝弾で劇的勝利、葛飾は圧巻7得点で大勝【Ｆ2第8節｜試合結果＆順位】

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PHOTO BYエスポラーダ北海道

8月1日、2日、3日、メットライフ生命Ｆリーグ2025-26シーズンディビジョン2の第8節、3試合が各クラブのホーム会場で行われた。

鉄人・水上玄太がハットトリック＆決勝点

ヴォスクオーレ仙台vsマルバ水戸FCは、3分に浅野葵のゴールで水戸が先制するも、第1ピリオド終了間際、残り35秒で仙台・井上卓が決めて1－1で試合を折り返した。第2ピリオドは乱打戦の様相を呈し、30分を過ぎてスコアは3－4と水戸が1点リードで終盤へと突入した。すると、迎えた38分、パワープレーから仙台・橋本裕貴が同点弾を奪うと、仙台はパワープレーを継続。そして残り28秒、丸山将輝が右サイドから中央への華麗なトラップで相手を引き剥がしてニアに強烈なシュートを突き刺し、勝ち越しに成功。仙台が4－3で激闘を制した。

リガーレヴィア葛飾vsミラクルスマイル新居浜は、試合序盤は接戦の内容に。新居浜がチャンスをつくるも、葛飾の守護神・長田侑大が決定的なセーブでピンチを凌ぐと、逆に10分、峰嶋歩夢のゴールで葛飾が先制した。その後も、相手の攻撃を凌ぎながら葛飾が着実に得点を重ね、終わってみれば7－0の大勝で4連勝を飾った。

苫小牧で開催されたエスポラーダ北海道vsデウソン神戸は、今節最大の激闘に。立ち上がり8分を終えた時点で3－3と6ゴールが生まれるなど、ノーガードの打ち合いとなっていく。その後、13分に水上玄太のゴールが生まれ、4－3の北海道リードで試合を折り返すも、第2ピリオドは逆に、23分に上杉友希がPKで、28分にGK西村侑斗からのスローを左サイドで高月健新が折り返し、中央の小原光稀が仕留めて神戸が勝ち越しに成功した。

残り5分をきって、スコアは4－5と劣勢の北海道は、ここで“役者”が仕事をしてみせた。GKが持ち上がるナチュラルパワープレーから、中央の水上が浮き球をヘッドで右に流すと、これを鈴木裕太郎も頭で折り返し、再び水上が飛び込む“空中ワンツー”で同点に追いつく。さらに残り43秒、エース・室田祐希が左サイドをドリブルで突破しながらエリア内まで侵入してラストパス。このマイナスの折り返しに水上が合わせて、劇的な勝ち越し弾となった。

Ｆリーグ通算477試合出場の“鉄人”水上がハットトリックで決勝点を決め、北海道がホームで6－5で勝利。前節、仙台に敗れ優勝争いから後退した北海道にとっては、戦線に踏みとどまる大きな勝ち点3となった。

今節の試合結果、順位表は以下のとおり。次節は、8月9日、10日に4試合が行われる。

■試合結果

8月1日（金）

時間	カード	会場
18:30	ヴォスクオーレ仙台 5-4 マルバ水戸FC	本山製作所青葉アリーナ

8月2日（土）

時間	カード	会場
14:00	リガーレヴィア葛飾 6-0 ミラクルスマイル新居浜	水元総合スポーツセンター体育館

8月3日（日）

時間	カード	会場
13:00	エスポラーダ北海道 6-5 デウソン神戸	苫小牧市総合体育館

順位表｜8月3日（日）終了時点

順位	クラブ名	勝点	試合数	勝	分	負	得点	失点	得失点差
1	神戸	16	7	5	1	1	29	18	11
2	仙台	15	7	5	0	2	22	20	2
3	白山	13	6	4	1	1	25	14	11
4	葛飾	12	6	4	0	2	24	13	11
5	北海道	12	7	4	0	3	29	27	2
6	浜松	4	5	1	1	3	10	14	-4
7	水戸	2	5	0	2	3	9	16	-7
8	新居浜	2	7	0	2	5	9	25	-16
9	浜田	1	4	0	1	3	6	16	-10

■次節試合日程

8月9日（土）

時間	カード	会場
14:00	ミラクルスマイル新居浜 vs アグレミーナ浜松	新居浜市市民体育館

8月10日（日）

時間	カード	会場
13:00	マルバ水戸FC vsエスポラーダ北海道	リリーアリーナMITO
13:00	ポルセイド浜田 vs ヴォスクオーレ仙台	島根県立体育館
14:00	ヴィンセドール白山 vs リガーレヴィア葛飾	松任総合運動公園体育館