更新日時:2025.10.31
W杯メンバーに選ばれた日本代表守護神・井上ねねが背負う地元への思い「島根をつなぐ架け橋になりたい」

PHOTO BY伊藤千梅
立川アスレティックFCレディースに所属する日本代表GK井上ねねが、地元・島根県のテレビ局『山陰ケーブルビジョン』の番組「まーすぽ」に出演し、2025年11月に開催されるFIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025に向けて意気込みを語った。
地元・松江から世界へ
史上初の開催となるフットサル女子ワールドカップが来月に迫り、日本サッカー協会(JFA)は10月31日、同大会に臨むメンバー14名を発表。日本代表の正守護神・井上は、今年5月に開催されたAFC女子フットサルアジアカップに引き続き選出された。
井上は地元テレビ局の番組で取り上げられると、アジアカップを振り返り、「日本代表として初めての国際大会だったので、出場できるうれしさと、ワールドカップを懸けた戦いでもあったので緊張感と責任感もあった」とコメント。さらに「そのなかで優勝という結果で終われたことは良かった」とトロフィーを掲げ、ワールドカップ出場権を獲得した際の思いを口にした。
また、井上は松江市で行きつけの飲食店の存在を明かしており、「帰省した際には必ず伊勢宮町にある焼肉店『ふじや』に通っています」と発言。お店の店主と女将からの「井上選手を通してフットサルを知った」、「ねねちゃんのことが大好きなんです」という言葉を聞いた井上は「松江のたくさんの人に支えられ、遠くの場所から応援してくれる人もいます。他の地域と島根をつなぐ架け橋になりたい」と語り、さまざまな人の思いを背負い、フットサルをプレーしていることを伝えた。
現在30歳の井上は2019年にサッカーからフットサルに転向。すぐさま日本代表に選出され、6年間日本代表のゴールマウスを守り続けてきた。地元からの応援を背にする守護神は、ワールドカップに向けて「自分たちが結果を残すことで、未来のフットサル選手のための良い環境づくりにつながると思うので、日本らしさを発揮して頑張りたい」と意気込みを示している。
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