更新日時:2025.12.08
ブラジルがポルトガルを破り世界女王に輝く!史上初開催の女子W杯、13日間の戦いが閉幕 日本女子代表はベスト8|女子W杯/大会13日目(最終日)

PHOTO BY伊藤千梅
12月7日、FIFAフットサル女子ワールドカップ フィリピン2025の決勝が行われ、フットサルブラジル女子代表がフットサルポルトガル代表を3-0で破り優勝。史上初開催となったフットサル女子W杯の初代女王に輝いた。

世界各国16チーム、13日間の戦いが閉幕
決勝はFIFAランキング1位のブラジルと、同3位のポルトガルが対戦。第1ピリオドに先制したブラジルが、第2ピリオドにも2点を奪い、無失点で大会を制した。

今大会、ブラジルはグループステージでイランに4-1、イタリアに6-1、パナマに9-0と3連勝でグループを突破すると、準々決勝では日本を6-1、準決勝でスペインを4-1で破り、決勝へと駒を進めた。決勝を含めた6試合で32得点・4失点という圧倒的な強さを誇り、優勝候補としてその評判通りの実力を示して頂点にたどり着いた。
試合後には表彰式が行われ、大会最優秀選手は、得点王とダブル受賞となったブラジルのエミリーが受賞。準々決勝の日本戦でハットトリックを記録し、決勝でも先制点を挙げたセレソンのストライカーが選ばれた。



その他、最優秀GKはポルトガルのアナ・カタリナが受賞。決勝はブラジルの猛攻を何度もストップし、スーパーセーブを連発して最後方から守護神としてチームを盛り立てた。
なお、須賀雄大監督率いる日本は、今大会のグループCでニュージーランドに6-0、ポルトガルに1-3、タンザニアに9-0でグループを2位通過。しかし、準々決勝ではブラジルに敗れ、歴史的な大会をベスト8で終えた。

日本の女子フットサルは現在、トップリーグ(通称:女子Fリーグ)を開催中で、すでにレギュラーシーズンを終え、今シーズンの優勝を決めるファイナルシーズンを行なっている。リーグ戦はW杯による中断をはさみ、残りの2節は1月末、2月初旬に東京・駒沢、千葉県・浦安で開催。W杯に最多6人が出場したバルドラール浦安ラス・ボニータスが首位を走り、3人が出場したSWHレディース西宮が2位につけるなど、優勝争いは激しさを増している。

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