12月27日から29日にかけて、メットライフ生命Ｆリーグ2025-26シーズン ディビジョン1の第22節、計6試合が各地で開催。今節はレギュラーシーズンとしては最終節となり、来年2月から3月に渡り行われるファイルシーズンに突入する。

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ファイルシーズンは来年2月から再開

上位リーグ進出が目標となるすみだは、27日にボルクバレット北九州と対戦。1－1で迎えた18分、すみだは今季Ｆリーグデビューを果たした行木詩心優が勝ち越しゴールを奪う。さらに第2ピリオドにも2点を追加し、4－1で勝利を収めた。すみだは勝ち点「31」の暫定6位に浮上。翌日の湘南ベルマーレの結果を待つことになった。

28日には4試合が開催された。バサジィ大分vsシュライカー大阪の一戦は、16分に吉田圭吾が2人のDFを交わし、シュートを決め切り大分が先制。第2ピリオドでも得点を重ねた大分が3－0で勝利し、9試合ぶりの勝ち点3を獲得した。バルドラール浦安はボアルース長野のホームに乗り込むと、2－2で迎えた19分に本石猛裕が勝ち越しゴール。31分にはキックインの流れから最後は長坂拓海が押し込み、チーム4点目を記録。最終的に5－2で勝利を収めた。

今節最注目の名古屋オーシャンズvsしながわシティは首位決戦。両者の勝ち点差は「7」と、ファイルシーズンでの逆転を目指すしながわは、是が非でも勝利したい一戦となる。しながわは17分にカイオのアシストから新井裕生が左足を振り抜き、リードを奪う。名古屋も負けじとアンドレシートが同点弾を挙げ、1－1で試合を折り返す。第2ピリオドに入り、試合の均衡を破ったのは中村充の強烈なシュート。しながわが再び一歩前に出ると、37分にカウンターから新井が追加点を挙げる。このまま試合は終了し、しながわが3－1で勝利。勝ち点差を「4」に縮め、ファイルシーズンの戦いに臨む。

ペスカドーラ町田vs湘南ベルマーレの“境川決戦”は、5分に山中翔斗が直接FKを決めると、第1ピリオド終了18秒に鋭い攻撃から三宅悠斗が追加点。その後も盤石の戦いを見せ、町田が4－0で勝利。勝てば上位リーグ進出が決まる湘南だったが、ファイルシーズンは下位リーグを戦うことが決まった。

29日には立川アスレティックFCとY.S.C.C横浜が対戦。皆本晃が現役引退を表明したシーズンのホーム最終戦には、アリーナ立川立飛に2529人の観客が来場して、代表理事兼選手の勇姿を見届けた。試合は、開始50秒で青大祐が左足のボレーシュートを突き刺して立川が先制。さらに、横山巧と上村充哉が立て続けにネットを揺らし、5分で3点をリードした。第2ピリオドは横浜が攻勢を強めるも、立川が逃げ切ってタイムアップ。立川と皆本は、詰めかけた観客も納得の結果で“最終戦”を締めくくった。

今節の試合結果と順位表は以下の通り。上位リーグ進出の残り1枠はすみだに決定。しながわは名古屋との決戦を制し、ファイルシーズンの逆転に望みをつないだ。次節は来年2月14日と15日に行われる。

■試合結果

12月27日（土）

12月28日（日）

12月29日（月）

順位表｜第22節　※12月29日終了時点

■次節試合日程

2月14日（土）

2月15日（日）

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