更新日時:2026.01.19
ブラジルの名門コリンチャンスの指揮官が心を動かされた、日本の“おもてなし”。フェルナンド監督「世界ではないと言えるくらい、心温かい」

PHOTO BY名古屋オーシャンズ
【Futsal Ignite 2026 Nagoya】名古屋オーシャンズ 3-0 SCコリンチャンス・パウリスタ(ブラジル)(1月10日/金城ふ頭アリーナ)
金城ふ頭アリーナのリニューアルオープンを記念したイベントとして「Futsal Ignite 2026 Nagoya」が、1月10日から12日かけて開催。10日に名古屋オーシャンズ対コリンチャンスの試合が行われ、名古屋が3-0で勝利を収めた。
ブラジルの名門コリンチャンスは、昨年12月にシーズンが終わったばかり。オフシーズンながらも来日し、ファン・サポーターとともに名古屋との熱戦を繰り広げた。
コリンチャンスを率いるフェルナンド・デ・パウラ・マラファイア監督は試合後、記者会見を実施。アリーナに駆けつけた観客に感謝の言葉を述べつつ、日本のおもてなし精神についても言及した。
熱狂的なファンには感謝しかない

●フェルナンド・ジ・パウラ・マラファイア 監督|コリンチャンス
──試合の総括をお願いします。
試合の内容に入る前に、このイベントに関わったすべてのみなさんに感謝したいと思います。来日1日目から温かく迎えていただいて、スタッフのみなさん、名古屋オーシャンズのみなさんに何も言うことないくらい、すごく特別な扱いや対応していただいことに感謝しています。
まず、自分たちがシーズンのどの段階にいるのかを説明した上で、試合内容の話に入っていきたいと思います。もしかしたら、言い訳としてしか聞こえない部分もあるかと思いますが、それを理解していただいた上で解釈していただければと思います。
ここまで素晴らしいイベントをつくっていただき招待していただいた中で、コリンチャンスとしてより見せられる部分もあったので、悔しいまま終わってしまいました。見に来ていただいた皆様に、いいフットサル、本来のコリンチャンスを見せられなかった悔しさでのコメントでもあります。
昨年12月13日にリーグ戦の山場となる決勝がありました。1年すごく負荷がかかったシーズンだったので、すぐにオフに入りました。そこから選手たちは12月29日、30日あたりにチームに戻り、年末やお正月はなく、この大会への準備をしてきました。ベストコンディションではなかったですし、チームの問題でもありますが、ちょうど選手の入れ替わりの時期でもあり、ベストメンバーで来ることはできませんでした。
一方、名古屋オーシャンズはファイナルステージ前でフィジカル的にもコンション的にも整っていたと思いますし、素晴らしいチームで戦術もしっかりしていました。その名古屋に対して、ベストな状態で戦ってみたかったですが、100%のいつもの力を出すことはできませんでした。なので私から言えるのは、0-3で負けたこの試合は、完全に相手にメリットがあったということです。
シーズン開始のタイミングが違う中で、試合内容に関して、後半は少しずつチームも慣れてきて、コリンチャンスとしても100%の力ではなかったですが、興味深い試合をできたんではないかなと思います。名古屋オーシャンズが、私たちが今日感じた力をファイナルシーズンでも発揮できることを期待しています。
──愛知県にはブラジル人の方も多く住んでいます。ホームかのように、これだけファン・サポーターの方が盛り上げてくれたことについて、どのような気持ちですか。
今日のコリンチャンスファンの雰囲気を見て、これだけのビッグクラブなんだなと改めて思いました。
私は就任3年目になりますが、正直この日常が当たり前になっていました。ただ、それはブラジル国内での話であって、海外に出てこれだけ多くのコリンチャンスファンが世界にいるんだと実感でき、アリーナを盛り上げてくれたのは予想外でした。コリンチャンスファンはよく「コリンチャンスの応援は一つだ」と言われるくらい熱狂的なファンが多いので、感謝しかないです。ありがとうございます。
──後半はコリンチャンスの良さが出たとのことですが、悔しい結果に終わりました。次戦は中1日でまったく違う性質のチームと対戦することになりますが、どういった思いで臨みますか?
先ほどにお話ししたように、ベストコンディションではなかったので、明日もそうですが今日の夜から回復に努める必要があります。
試合に関しては、またまったく違う色のチームだと考えてますし、選抜チームだと、クラブチームほど、戦術の部分は浸透していないです。もちろん個人の能力としては全体が高いと思うので、ゲームの展開はまた変わってくると思います。
その中で、まず私たちはしっかり回復させて、70%、80%に戻っていれば、おそらく選手たちはよりいいパフォーマンスを出すと思います。中1日でどこまでコンディションを上げて、回復できるかがカギになると思うので、できるだけいい状態まで持っていきたいです。
(監督から)こちらから一ついいですか。
私は仕事でもプライベートでもいろんな国を渡り歩いてきました。日本に来るのは初めてて、個人的な夢でした。日本人は正しくおもてなしの精神が素晴らしいと聞いていましたが、聞くのと感じるのはまったく違いました。
自分が思ってた以上に本当のおもてなしの部分、自分だけではなく他の人のことを考えて対応する精神は世界ではないと言えるぐらい、心温かくみなさんに迎えていただいて、「フットサルだけじゃない」と今回すごく改めて考えささせていただいた時間となりました。
いろいろと旅をして経験してきましたが、この短い期間でも自分が人間としてもまた成長できたと思っています。どういう形になるかわかりませんが、もう1回日本に戻ってきたいです。その時はよろしくお願いします。
▼ 関連リンク ▼
- 【2025-26最新情報】Fリーグ ディビジョン1|試合日程・結果・順位表|会場・チケット情報|放送予定|FリーグTV
- 「Futsal Ignite 2026 Nagoya」に出場するFリーグ選抜チームのメンバー14名が発表!松井大輔理事長が指揮を執り、ブラジルの強豪クラブと激突
- 名古屋の奪還か、しながわの初優勝か。混戦模様の残留争いも激闘必至──。どうなる?Fリーグ!今季の優勝争いを楽しむファイナルシーズンプレビュー
- 今季の行方は来年のファイナルシーズンへ! しながわが首位決戦を制し、大逆転に望みをつなぐ。すみだの上位リーグ進出が決定、4チームが運命の残留争い【F1第22節|試合結果&順位】
- 【2025-26シーズン現役引退選手】今季限りでピッチを去る男女Fリーガーまとめ
▼ 関連記事 ▼
-
2026.01.08













