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作成日時:2026.03.06
更新日時:2026.03.06

吉川智貴がリーグ最終戦で取り戻した“絶対王者の感覚”「2、3点取られても巻き返せるなって」【Fリーグ第27節|記者会見/名古屋vsしながわ】

PHOTO BY本田好伸

【メットライフ生命Fリーグ2025-26】名古屋オーシャンズ 4-3 しながわシティ(3月1日/名古屋金城ふ頭アリーナ)

3月1日、メットライフ生命Fリーグ2025-26シーズンの第27節が行われ、2シーズンぶり17回目の優勝を果たした名古屋は、最終節でしながわシティと対戦。第1ピリオドに2点のリードを許すも、すぐさま中島圭太が1点を返すと、第2ピリオドに3点を追加し、鮮やかな逆転に成功。2点のビハインドから数シーズンにわたって白星を挙げられていなかったしながわを撃破し、王者の風格を示すことになった。

リーグ最終戦後の記者会見には木暮賢一郎監督と主将・吉川智貴が出席。長く“絶対王者”のキャプテンとして戦い続けてきた吉川は、リーグ戦ラストマッチでここ数年失われていた“ある感覚”を取り戻すことになったと話した。

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「本当に素晴らしかった。おめでとう」

●木暮賢一郎監督|名古屋オーシャンズ

──試合を振り返って。

本当に選手たちが素晴らしい試合をしてくれたことに尽きると思います。

すべての選手のことを誇りに思っていますし、このチームで、このメンバーでリーグ戦を戦うことができて監督としても幸せですし、改めてすべての選手に「本当に素晴らしかった。おめでとう」と伝えたいです。

──今シーズンの27試合が終了しました。監督就任1年目という難しいシーズンだったと思いますが、今はどのような思いがありますか?

名古屋オーシャンズのおかれている状況と、自分の監督人生としておかれていた状況。ある意味で似たような状況のなかで、櫻井(嘉人)GMが声をかけてくれてくれて、監督として指導現場に復帰することができました。

まずは名古屋がいるべき場所に戻すという大役を引き受けたなか、覚悟をもって名古屋オーシャンズに戻ってきました。自分自身も成長してきたんだという思いと、勝負の世界に戻ったという、難しい意味もありました。

でも、本当に選手たちのことが大好きで、現場が大好きで、フットサルが大好きで、そういう思いで、素晴らしい選手、スタッフたちと27試合を走り切れたことはうれしく思います。優勝して終わることができたので、素直に喜びたいなと思っています。

強いチームにまた戻れた

●吉川智貴|名古屋オーシャンズ

──試合を振り返って。

(第24節に)優勝を決めてから2試合勝ち点を落としていたので、今日はしっかりと勝ち点3を取れて良かったと思います。

最後、ここ名古屋(のホーム)でリーグ戦の最終戦を戦えたことは、毎年できることでもないと思うので、そこでしっかりと勝ちをみなさんにお見せできて良かったです。

──リーグ戦でしながわに勝利するのは、2023年10月28日以来でした。昨シーズンはリーグ戦2敗、ファイナルシーズンでは引き分けていて、今シーズンもリーグ戦で2連敗していました。苦しめられてきた相手に勝ち切れた要因はどこにあると感じていますか?

全員で戦った結果です。2点を先制されても、落ち着いてプレーできたのかなと思います。みんな少なからず苦手意識はあったと思いますが、それを払拭できたのは良かったです。

今日はけっこう不思議な感じだったんですけど、前半に2点を取られても、「今日は負けないな」「今日なんか勝てるわ」という感覚で。昔のオーシャンズのような、2点、3点取られても、そこから巻き返せる感覚になって。個人的にはそこが一番楽しかったですし、あの時の感覚を取り戻してきたという感じでした。

──その不思議な感覚は、バルドラール浦安戦、ペスカドーラ町田戦では感じなかった。

そうですね。しばらく感じていませんでした。

0-2になっても巻き返せる力があるのは、本当にチームの力だと思います。(失点したら)去年はバタバタ崩れていって、それは一昨年もそうでした。1点取られて2点取られてしまったら落ち着きがなくなってしまい、いい方向にいかなくなる。それが今日はなかったですし、今シーズンの最初のほうにはあったかもしれないですが、みんなで克服できていることはチームとしての成長を感じられる部分です。

最後に全日本選手権が残っていますが、そこに向けてもすごく価値のある勝ち点3だったんじゃないかなと思います。

──吉川選手にとっては現役引退を決めたなかで王座奪還を目指すシーズンでもあり、日本代表復帰などを含めていろいろなことがありました。今シーズンの27試合を終えてどのような思いでしょうか。

監督が交代し、選手もわりと大きく代わって新しいチームになりました。そんななかでのスタートで、シーズンの最初は去年の悪い状態が出てしまうこともありましたが、克服できたことは、簡単ではないですし、すごく大きなことだと思います。

それを達成できたのは、監督、スタッフ、選手、みんなが頑張った結果だと思います。強いチームにまた戻れたと示すことができましたし、本当に自分もすごく学びのある1年でした。去年も一昨年もですけど、この3年間は学びの多い、いい期間だったなと思います。

全日本選手権も残っているので、そこに向けていい準備をしたいと思います。

──最後にファン・サポーターへのメッセージをお願いします。

「本当にありがとうございます」と、その言葉しかないですね。自分はめちゃくちゃ愛想がいいほうでもないですし、若い頃はトゲトゲしていて、無愛想な態度を取ってしまうこともありました。そんな自分のことをずっと応援していただけて本当にありがたいです。感謝しかありません。本当にありがとうございました。

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