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作成日時:2026.03.11
更新日時:2026.03.11

得点王、ベスト5、MVP、個人三冠を達成したエース・清水和也が語る“王座奪還”の舞台裏「一人ひとりが弱さに向き合えた」|Fリーグ・アウォーズ

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メットライフ生命Fリーグ 2025-26の全日程が3月1日に終了し、名古屋オーシャンズの2年ぶり17度目の優勝で今シーズンの幕を閉じた。

その名古屋の王座奪還の中心となったのが清水和也だ。今シーズン、清水がリーグ戦27試合で積み上げたゴールは25点と、圧倒的な決定力で得点王を獲得。3月5日にザ・プリンス パークタワー東京で開催された「F.LEAGUE AWARDS 2025-26」では、ベスト5と最優秀選手賞も受賞し、個人賞を総なめに。文字通り、リーグの主役として君臨した。

昨シーズン、優勝を逃しスタンドで涙を流していた清水。それから1年。名古屋のエースは自身の弱さと向き合い、悲願のリーグ制覇と個人三冠を達成。ネットを揺らし続けたストライカーが、激闘のシーズンを振り返る。

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最高の形で締めくくれた

──ベスト5、得点王、最優秀選手賞を受賞した思いを聞かせてください。

昨シーズンに優勝を逃してから、優勝するために頑張ろうと思っていました。個人的にもベスト5、得点王、MVPを取ると意気込んで臨んだシーズンでもあったので、最高の形で締めくくれたことに非常に満足しています。

──個人としては2年連続の得点王です。昨シーズンは悔しい表情での写真撮影でしたが、優勝して手にした得点王はいかがですか?

最高っすね(笑)。いや、本当にホッとしています。

まずはチームとしての結果を一番の目標としていたなかで、自分のゴールが意味のあるモノになって良かったなと思います。多くの方が自分のゴールで喜んでくれたこと、しっかりと結果を残せたことに対してうれしく思っています。

──昨シーズンに優勝を逃し、スタンドで涙を流していた姿が印象に残っています。いろいろな思いを背負って今シーズンを戦ってきたと思いますが、どんな1年でしたか?

本当に強い覚悟をもって挑んだシーズンでした。

優勝する意味は、それと同時に、吉川(智貴)さんだったり篠田(龍馬)さんの引退がチームとしてもすごく大きい理由になりました。

ファイナルシーズンに向かうにつれて、退団する選手も発表され、名古屋オーシャンズのために一生懸命戦ってきた選手たちとの別れという部分も出てきました。そのなかで、一人ひとりの優勝に対する思いは、より強くなったといいますか、それが確信に近くなったのがすごく大きかったと思います。

思い出したくない厳しい練習もありましたし、監督に怒られた時もありました。全員が優勝するためにすべてを出し切ったシーズンになったんじゃないかなと思います。本当に残すところあと一つ(全日本選手権の)タイトルを取れるチャンスがあるので、最高の形で終われるようにしたいです。それを今の自分たちはできる強さをもっていると思っています。

──チームを立て直し、優勝をつかみ取れた要因はどこにあると感じていますか?

自分たちの弱さに一人ひとりが向き合えましたし、常に指摘してくれた監督を含めて、ベテラン選手たちの存在がすごく大きかったです。

自分だけじゃなく、今回、新人賞を獲得した伊集(龍二)など、他にも若い選手がたくさんいますが、「自分に何ができるか」を常に考えて動けた結果が出ているのかなと。自分の弱さと向き合っていくなかで見えた新しい景色を、しっかりと一人ひとりが自分のモノにできたことが、一番いい点なのかなと思います。

──ベテラン選手の引退、そして退団選手も発表されるなかで、クラブは一つの転換点を迎えていると思います。来シーズンに向けての意気込みを聞かせてください。

一度、途絶えてしまった記録は元に戻ってこないですが、自分たちでまた新しい歴史をつくれた部分に関してはすごく満足しています。

この優勝だけではなく、これから可能な限り“星”を伸ばしていくことが自分たちの使命だと思っていますし、そのためには日々の競争が大切です。まずは一つタイトルをしっかり取って、3冠で終えることが最短の目標です。

来シーズンに向けて、すべてを圧倒的に勝ち取ることをやっていかなきゃいけないなと思っています。

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