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作成日時:2026.03.27
更新日時:2026.03.31

決勝を懸けて古巣と戦った18歳・青島竣平、大きな悔いとネクストステージへの決意「出番も結果も出せるように」【第31回全日本フットサル選手権大会/インタビュー】

PHOTO BY本田好伸

第31回全日本フットサル選手権大会は3月22日に決勝が行われ、ペスカドーラ町田が前身時代を含めクラブ史上3度目の優勝を果たして幕を閉じた。その町田に屈したのが湘南ベルマーレだ。

3月21日の準決勝、第1ピリオドに先制を許した湘南は、終盤に相手が退場者を出した数的有利を生かすことができないまま、0-1で敗戦。39分に、その重要な“退場局面”を呼び込んだのが、18歳の青島竣平だった。

元チームメイトの雲切啓太のファウルを誘い、相手を退場に追い込んだ。シーズン終盤に町田から湘南に移籍した彼にとって、古巣との対戦。熱い熱い思いを胸に戦っていたのが、ただその状況を生かせず、涙を飲んだ。

試合後、青島は悔しさで顔を曇らせていた。しかし、その瞳の奥に決意もにじみ出ているようだった。若くして新天地へとわたり、貪欲に出場機会と成長を追い求めた青島に、思いを聞いた。

取材=溝口優輝

【フットサル大会情報まとめ】



自分のミスのところで悔いが残る

──試合を振り返っていかがですか?

出場時間が少ないなかでも、積極的に自分の良さを出そうと思っていました。最後の局面で、自分の判断からのパスミスでいい流れを崩してしまったので、そこは本当にチームに対して申し訳ない思いです。

──古巣・町田との対戦でした。

移籍後すぐに町田のホームで対戦した時は何もできなくてすごく悔しくて……。今日はやってやろうという気持ちで入って、「1対1で絶対に負けない」「守備の場面では好きにやらせない」と意識していました。ボールを持った時は、自分の良さを出して得点につながるプレーを狙いましたが、やっぱり自分のミスのところで悔いが残りますね。

──左利きという点でも、伊久間洋輔監督が期待を寄せていると思います。移籍の決断についてはどう感じていますか?

最初は大学に行こうとしていたんです。でも、(2025年11月に移籍した)あのタイミングでベルマーレからオファーをいただいたので、いち早くトップの舞台で成長できる場所を求めて移籍しました。いい選択ができたと思います。伊久間さんから期待してもらっている分、自分もそれに応えられるようにやっていきたいと思います。

──移籍後に出場時間も増えるなか、Fリーグで戦う手応えや自信を感じますか?

出場回数を重ねるごとに、試合の空気感にもだんだん慣れてきて、緊張もしなくなりました。とは言え、自分のいいプレーをまだまだフルでは出せてないので、そこは全然、課題だらけだなって。

──この試合で、自身の仕掛けからファウルを誘って退場に持ち込んだ場面がありました。Fリーグでは逆に、第25節のシュライカー大阪戦で、ゴールに向かうシュートをハンドで防いで退場となってしまった試合もありました。あれもチームを救うプレーではありました。チームのために自己犠牲をいとわない部分は意識しているのでしょうか?

あの大阪戦は、チームの勝利を一番に考えていたので、反射的に手が出てしまいましたね(苦笑)。今日も、(町田の雲切啓太が)削ってくるのはわかっていたので、彼に負けないようにと思ってプレーしていました。ああいうファウルになって良かったとは思いますけど、やっぱり最後の自分のミスが悔やまれます。

──一緒にプレーしたり、見たりするなかで、目標とする選手や負けたくない選手はいますか?

目標とする選手は、町田出身の(原田)快や(甲斐)稜人、(甲斐)翔大はお手本となる先輩たちなので、そこにいち早く追いつきたいというのはあります。それと、同年代の行木(詩心優)や羽生(恒平)にも負けないように、自分も頑張っていきたいと思っています。

──来シーズンに向けての個人的な目標はありますか?

ファイナルシーズンを戦ってみて、体が全く出来上がっていないと感じました。コンタクトの部分では、全然勝てていません。まずはフィジカルベースを上げることと、自分の圧倒的な強みを見つけてそこを伸ばすことにフォーカスしたいと思います。6月にはU-19日本代表の海外遠征があると思うで、そこに選ばれることが直近の目標です。開幕からスタメンのセットに入って出場時間を確保して、結果も出せるようにしたいです。

新しくシーズンが始まれば、新たな競争が生まれると思うので、そこで負けずにしっかりポジションを取って、アピールしていきたいと思っています。

第31回全日本フットサル選手権大会

<日時>3月14日(土)〜22日(日)

■試合結果<決勝>

<会場>駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館
<決勝>3月22日(日)
13:00 バルドラール浦安 2(PK3-4)2 ペスカドーラ町田

■表彰

<優勝>ペスカドーラ町田
<準優勝>バルドラール浦安
<3位>名古屋オーシャンズ、湘南ベルマーレ
<フェアプレー賞>ペスカドーラ町田
<MVP>ビゴージ(ペスカドーラ町田)

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