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作成日時:2019.11.17
更新日時:2019.11.17

【F1第26節/すみだ×大阪】「クラブとしてもう一つ上の段階に進めるチャンスでもあった」(すみだ 須賀雄大監督)

PHOTO BY軍記ひろし

11月16日(土)、Fリーグ2019/2020ディヴィジョン1第26節フウガドールすみだ対シュライカー大阪の一戦が墨田区総合体育館で行われた。

試合前の時点で両者の勝点は3位すみだが47、4位大阪が46。プレーオフ圏内の3位を争う中での非常に重要な直接対決だった。

すみだは15分に今季成長著しい中田秀人のゴールで先制。しかし29分に大阪・小曽戸允哉のゴールで追い付かれると、35分にはアルトゥールに第2PKを決められ逆転を許してしまう。

しかしここですみだ・須賀雄大監督が上福元俊哉を投入しガリンシャとのダブルピヴォの布陣で反撃に出るとこの采配が的中。上福元からガリンシャのホットラインで大阪ゴールをこじ開け同点とする。

ところが歓喜に沸いたのも束の間、その僅か10秒後に大阪・加藤未渚実に決められ勝負あり。すみだとしてはホームで痛い敗戦となった。

互角の勝負を演じるもあと一歩及ばず

須賀雄大監督(フウガドールすみだ)

──試合を振り返って。

お疲れ様でした。プレーオフを争う意味で非常に大事な試合でしたし、そういう重要な一戦をホームで戦えるということをとても幸せに感じていました。そして、最終的に勝利で終えることで来てくれたお客さんを喜ばせたいと思って、そこまでイメージして試合に臨んだのですが、叶えることができず残念です。

とはいえ、プレーオフ進出のチャンスはまだまだあると思いますし、ここで崩れないことが大事なのかなと思います。自分たちは今季どんなときも崩れずにやってこれたからこそ今のこの順位があると思うので、ラッキーパンチでここまで来ているのてはなくて実力通りの結果として受け入れながら進んでいきたいと思います。

ただやはり今日、ホームゲームで勝利をするということは非常に大きな意味を持つと思っていましたし、クラブとしてもう一つ上の段階に進めるチャンスでもあったのかなと思うので、残念な思いがあるのも事実です。やはり期待される試合で勝利することでフウガドールすみだというチームはここまで来たと思うので、そうやって期待に応え続けていくことがチームが成長していく上で鍵になるのかなと思います。こういう試合は自分たちが頑張っていけばまた作れると思うので、またそういう舞台を作れるように頑張っていきたいです。

──普段は3セットで回すことも多いと思いますが、今日は渡井選手と諸江選手という2人のフィクソを1stセットで同時にピッチに送り込み、2ndセットのフィクソには三笠選手が入って2セットで回していました。あの起用の狙いを教えてください。

前節の対町田戦で初めてこの形で戦いました。宮崎が発熱で急遽名古屋遠征に行けないという状況になり、2日間戦う上で2戦目の町田戦は自分たちがボールを持ったときの攻撃の質にこだわらなければならないと考えていた中で試して。諸江と渡井がフィクソとアラで入れ替わりながらボールを回す形がうまくハマっていたので、今日もそのままそのセットで入ろうと。必然的にフィクソが1枚減るので、今日は2セットで回そうと考えていました。

今日の試合は強度は非常に高かったのですが、トランジションに関してはそこまで要求されないゲームでした。負荷の部分も含めて考えると、3セットで小まめに回していくというよりは相手のリズムも受けながら普段よりセットを長めに回していくというイメージもあったので、相手のスタイル的にも今日はこのセットの回し方でいこうと考えていました。

──次節に向けての抱負をお願いします。

次節はアウェイで立川・府中との試合になります。ホームでこの悔しい負け方をした後だからこそより真価が問われる一戦になると思いますし、短い中断期間前の最後の試合で絶対に勝利したい、すべてを投げ打ってでも勝ちたい試合だと思っています。またトレーニングからしっかり準備していきたいと思います。

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