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作成日時:2018.08.18
更新日時:2018.08.18

【F1第9節/湘南×すみだ】刈込のスーパーループシュートも「あれは絶対にまぐれ(笑)」(湘南・奥村敬人監督)

PHOTO BY軍記ひろし

8月18日(土)、DUARIG Fリーグ2018/2019ディビジョン1の第9節、湘南ベルマーレはフウガドールすみだを秦野市総合体育館に迎え、5-3で勝利した。

試合は6分に流れるようなパス回しから鍛代元気のシュートが決まってホームチームが先制すると、その後も小門勇太が2ゴールを連取。前半終了間際に1点を返されたが3-1とリードして試合を折り返した。

後半の立ち上がりにも失点を喫した湘南だが、27分に刈込真人のループシュートで再び2点差とする。4-3で迎えた38分には、植松晃都のループシュートで勝負あり。すみだに勝利した湘南は2連勝を飾った。

藪内が17歳でFリーグデビューを飾る

奥村敬人監督(湘南ベルマーレ)

カナエル(秦野市の企業)さんをはじめ、たくさんの方々の尽力のおかげで年に一回の秦野開催を勝利で終わることができて嬉しく思います。本当に感謝です。たくさんの方々に感謝したいと思います。あと、鍛代元気が100試合出場ということで、家族、お兄さん、お母さん、奥さん、娘さんが来ていらっしゃいました。ベルマーレの音楽が流れた時に、元気のお母さんが歌っていたんですよ(笑)。流石、根っからのベルマーレサポーターだ、と間近で見られてそれが印象に残っています。また、藪内涼也が地元でデビューしました。ボールにはほとんどさわれなかったですが、そこは刈込(真人)が気を使って出さなかったので(笑)。気を使って出して欲しかったなと思います。ただ、あの雰囲気の中で、地元の同級生、親御さん、親戚も来ていと思いますが、その中でFリーグに17歳でデビューできたことは、クラブにとっても大きなことだと思います。今後もそういう選手が出てくると思います。植松をはじめ、今下部組織にいる選手たちの憧れの選手になれるんじゃないかなと思います。また、彼と同年代の選手たちが悔しいと思って普段の練習から頑張ってくれると思います。試合の総括は、今日は刈込さんにお願いします(笑)

──試合の流れは湘南ペースだったように思うが、前半終盤と後半立ち上がりに自分たちのもったいないエラーから失点した。上位との対戦では試合を難しくしてしまうようなエラーだったが。
試合開始の4分くらいでで5点取れるチャンスがありました。(そこで決めきれず)ベンチでやばいんじゃないかとの声もありました。北海道戦のように最初に失点してと話していたんですが、そのあと3点入りました。(試合の印象として)フウガの選手が、フィウーザが上がったときに(前に)残るんですよね。須賀監督の作戦かな。あえてリスクをかけても一枚残ってカウンターを狙う。何度かそれで数的不利を作られた場面がありました。そこは刈込が決めていれば良かったのですが(笑)。外してカウンターになったのでね。植松もパワープレー返しを警戒してゴールにへばりついていましたが、宮崎選手にプレッシャーをかけていれば違ったのかなと思います。そこは映像を見て、しっかり検証して。やっぱりエラーが重なると失点すると思います。そのエラーを一つでもなくしていれば失点にはならなかったかなと。2点目については、こちらがピヴォに当ててくるところを相手は対策していて、真ん中のパスを狙われていました。去年、立川・立飛で対戦した時も(内村)俊太が真ん中にパスを出して、それを取られてカウンターから決勝点を清水(和也)選手に決められました。もっと縦のスペースにパスを出して、自分たちでラインを押し上げる。そこを徹底できれば良かったと思います。ただ、僕も選手をやっていたのでわかりますが、ルックアップした時に間が空いてると思ってしまうんです。味方は見えるけど相手が見えない瞬間があります。あそこはロドリゴがミスをしたと思いますが、誰もがそういう経験があると思います。奪われた後のカウンターの対応などをもっと詰めていかないと名古屋や大阪、町田などの強いチームとやった時に失点してしまうと思います。逆に、フウガがそこを決めるあたりは岡村(康平)や清水選手がいなくても、若い選手が愚直に走る。戦ってくる。その中で本当に戦いにくかったかなと。選手たちもよくやってくれましたし、苦しかったですが勝てたことが収穫です。

──先程から刈込選手を弄る場面があるが、今日は一点差に迫られた嫌な流れの中で素晴らしいループシュートを決めたが。
あれは絶対にまぐれです(笑)。今日は試合前に初めからギアを上げていこうと言いました。失点してから追い上げるのはなしにして、自分たちでいこうと。刈込も含めて全員が積極的なプレーを見せてくれました。相手が前から来ても刈込、俊太、植松(晃都)、鍛代がしっかり回してチャンスを作ってくれたので、相手が怯んだ部分があると思います。そういった部分があのシュートに出たのかなと思います。先程も言いましたが、前のチャンスで外した中で、それを教訓としてあの位置からでもしっかりゴールに流し込みました。植松のゴールもそうでしたが、チームを救ってくれた点なのかなと思います。良く決めてくれました。

刈込真人(湘南ベルマーレ)

すごい無茶振りが来たんですけど(笑)。年一度の秦野開催を勝利できて良かったと思っています。先制点を取って3点とって、でも1点返されてフウガはしつこいなと。一人一人が自信を持って戦えた結果が、勝つことに繋がったと思います。藪内の話が出ましたが、下から若い選手がどんどん出てくるクラブなので、僕みたいな年寄りは負けないように、練習から一生懸命やることが良い競争になると思います。僕も負けずにレベルアップしていきたいと思います。勝てて良かったです。

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