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2018.12.15

【F1第27節/湘南×大阪】敗戦の中で見えた光明「チームにとってプラスになった試合」(湘南 奥村敬人監督)

PHOTO BY軍記ひろし

12月15日(土)、DUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1の第27節の湘南ベルマーレvsシュライカー大阪が小田原アリーナで行われ、2-3で湘南は敗れている。

前節、ロドリゴが一発退場となり今節は出場停止となる湘南。その影響からか大きくセットを入れ替えて大阪との一戦に臨むと立ち上がりから攻守にアグレッシブな姿勢を見せる。しかし決定機を作りながらも決め切ることはできずに前半を終えた。

迎えた後半は点の奪い合いとなる。湘南は後半開始14秒で先制点を許すが、26分には左サイドで仕掛けた刈込真人が同点ゴールを奪う。さらに28分にはゴール前のほぼ正面でFKを獲得すると小門勇太がこれを直接叩き込んだ。しかし30分、37分に連続失点で再び追いかける展開となる。試合終盤はパワープレーを仕掛けた湘南だが追いつくことはできずに試合は終了。3連敗の4戦未勝利となった。

負けたが見落としてはいけない部分もある

奥村敬人監督(湘南ベルマーレ)

──試合を振り返って。

結果負けてしまって、来ていただいたサポーターやファンの方々に勝利を届けられなくて非常に悔しいです。選手たちは本当に100%の力を出し切ってくれら試合だったと思いますし、そこについてはすごく、見ていて頼もしいというか、本当に素晴らしいプレーをしてくれたとなと誇りに思います。

足りなかったのは自分の部分。細かな部分、選手の疲れなどを見抜けなかったのが最後の失点に繋がったのかなと。そこは自分のせいだと思います。選手はやってくれました。試合前に、大阪はカウンターがうまいのでボールの奪われ方を気をつけようと。でも誰もミスしたくてプレーしているわけではありませんし、その中でミスを全員でカバーし、体をはる場面も何回もありました。

失点場面は、相手が一枚上手だったなと。こちらはカウンターでチャンス作りながらもゴールネットを揺らせなかった部分が勝敗を分けたと思います。

ここにいる(高橋)広大がデビューして、彼は湘南ベルマーレのサッカーのジュニアユースからユースへ上がり、小学校の時はロンドリーナでプレーしていました。ユースから上がったのは彼が初めてで、たくさんの方々に期待されて今日デビューして、後半の頭に使ってみようと思って使ったら素晴らしいプレーをしてくれました。

こうやって、きっかけを掴んで上に上がるんだなという部分を見せてくれました。そこからは迷いなく使いましたし、それが彼の将来に彼の将来に繋がってくれれば良いなと思います。もちろん負けて悔しいですが、そこは彼の将来につながる時間だったのかなと思います。

サッカーではエリートでU-16の日本代表候補にもなった選手です。もう1つ、本当ならプロに行ける基礎技術はあるのですが、そこで気持ちの部分。優しいというか、人を押しのけてもやってやろうという部分が欠落していたのかなと。それでこれまでロンドリーナから上にあげる決断に至らなかったですが、逆にあげて責任を背負わせてプレーさせたほうが良いという決断に至りました。

それは賭けでもありますが、そこでできなければそれは彼の実力です。逆にできればもっと飛躍できる。今日はその可能性を示しました。また、Fリーグ選抜はあれだけ若い選手で全員が愚直に体をはって、フットサルを楽しんで、上にいってやろうという気持ちを押し出してプレーしている姿を見て、こちらが怖がって若い選手にチャンスを与えないより、そこで負ければ自分のせいだという覚悟を持って、チャンスを与えることが、フットサル界にとって大事なことだと思いました。今日はそのクオリティを示してくれましたし、チームにとってプラスになった試合だと思っています。

──今日は大幅にセットを組み替えて試合に臨んだが、ロドリゴの不在が影響したのか、大阪への対策の1つだったのか。

ロドリゴがいるか、いないかでチームの形は変わりますし、大阪に対してもあります。また、何か変化を与えることでモチベーションが上がるのかなと。小門は今日の試合で後ろでやっていて、今までで一番良かったと思います。フィクソからどんどんミドルシュートを打ってくれ、前に入れば前のプレーと伝えていました。幅が広がるプレーを期待して使いました。

広大もそうですが、小門も何かを掴んだ、何かが見えたのかなと。最近はくすぶっていて、このままなら終わってしまうと話していました。その中で、彼も危機感を持って、自主練など努力してきました。初めはフットサルをなめていると思っていましたが、本当に好きなんだなと。このスポーツで上にいってやろうという気持ちがわかりました。

その中で何か1つ、きっかけを与えたいという中であの起用でした。当然、アルトゥールにジャッピーニャをつけた部分もありますが、町田ではピヴォをやっていました。最近、うちは点が取れていなくてロドリゴもいない。その中でジャッピーニャが前で起点を作り、フィニッシュもできる。なのでこの器用です。

そうやってポジションを変えながらやる中で、どの組み合わせが良いかを考えて、良かった悪かったは映像見ないとわからないですが、ピッチから見ていると選手たちはすごく楽しんで、自信を持って大阪相手に戦ってくれたと思います。

負けましたけど、そこは見落としてはいけない部分です。それでも勝ちきるのが強いチームですし、去年は接戦で勝てて上にいけましたが、今年は接戦で負けています。順位が下のチームに負けや引き分けています。これは自分たちが招いた結果です日、そこに対して意識して練習できるかが大事です。

プレーオフに行くか行かないかという2年目の部分も初めての体験です。それを体験しながらも成長する材料だと思います。自分たちがプレッシャーに耐えられない部分がまだまだあるのかなと思います。

今年のシーズンは数年後に、苦しんだシーズンが生きたなと思えるシーズンになると確信しています。もちろんこれから全勝を目指しますし、それでいけなければ仕方ないです。選手たちと全員で戦って1つのプレーをみんなで喜んで、ミスをみんなでカバーする。見てくれる人に喜んでもらえる一番の部分だと思うので、やり続けたいと思います。

──残り6試合はどう戦うか。

アグレッシブにいきたいです。自分たちの限界を突破しないと現状では届かないです。このままでは先はないと思います。もう抜かれようが、やられようが、そこを突破するアグレッシブさを出さないといけません。

勝負を怖がるではなく、逆に相手に脅威を与えるよなフットサルをしたいですし、それが選手たちの成長につながると思います。それをやってくれる選手たちだと思います。ミスを恐れずチャレンジするという合言葉がありますが、それをどれだけピッチで体現できるかが大事です。

そこで勝負できない選手には強く言いますが、勝負して取られて失点した選手には良くやった、糧にして成長しろと言います。もっと強くなりたい思いを持ってやり続けられるかが今後に向けて大事です。

高橋広大(湘南ベルマーレ)

──試合を振り返って。

今日がデビュー戦で、初めて小田原アリーナでFリーグのピッチに立って不思議な気持ちでした。いつもは準備している裏方でしたし、ピッチに立って感謝の気持ちを感じました。後半の頭から使ってもらって、やってやろうという気しかなかったです。結果、負けてしまって悔しく思います。

22歳ですし、若いと思っていないです。チームは負けられない試合が続くので、切り替えて来週から勝ち点を取りに行こうと思っています。

──残り6試合の目標。

練習でアピールして出場し続けることです。メンバー争いの中で試合に出ることが大事だと思います。そしてもう1試合も落とせないので、チームの勝利に貢献できるプレーをしていきたいです。

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