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作成日時:2019.01.28
更新日時:2019.01.28

【F1第31節/町田×名古屋】プレーオフを見据えたコンディション調整中でも快勝「最後の力を振り絞って勝てた試合」(名古屋 ペドロ・コスタ監督)

PHOTO BY軍記ひろし

1月27日(日)にDUARIG Fリーグ2018/2019 ディビジョン1の第31節のペスカドーラ町田vs名古屋オーシャンズが町田市立総合体育館で行われ、5-3で名古屋が勝利している。

無敗継続中の名古屋は6分に星翔太の折り返しから西谷良介のゴールが決まって先制に成功する。その後同点とされるが、8分には星翔太が勝ち越しゴールを奪取。そのまま前半は1点リードで終えた。

後半も先にゴールを奪ったのは名古屋で、25分に右サイドから中央へとボールを運んだp絵ピータのシュート性のボールが、ゴールポスト右でフリーになっていた星翔太のもとへ。これを楽々と蹴り込んでリードを広げる。その後2点を失って同点とされたが、31分には右サイドで仕掛けた橋本優也がループシュートを沈めて勝ち越しに成功した。36分からは町田がパワープレーを選択するも、残り5秒でルイジーニョのゴールが決まって勝負あり。名古屋が町田との打ち合いを制した。

決勝ゴールの橋本優也を称える

ペドロ・コスタ監督(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

ミナサンコンバンワ。まず、選手を称えたいと思います。彼らはヒーローでした。この2週間、私たちは負荷をかけて練習していて、フィジカルトレーニングをハードにしている中での試合でしたが、そういう状況に打ち勝ったと思っています。チームとして、、最初の1秒から40分間を通して戦えました。

試合に関していうと、今日は決勝のような試合でした。町田はこの試合を勝ちにきていましたし、我々もそれ以上にしっかりと準備して気持ちで負けていなかったと思います。最後の力を振り絞って勝てた試合です。

接戦の中、町田にもチャンスがあり、彼らが勝っていてもおかしくないゲームでした。ただ、我々もチャンスがあって気持ちで負けていないゲームができたと思っています。ポゼッション、ゴールチャンスを考えても、接戦の中でこちらの個性を出せた試合でした。なのでスコアは公平なものだと思います。

リーグは後2試合あり、ブレずに最後の試合も結果を残して自信を持ってプレーオフに臨めたら良いなと思います。

──2週間負荷をかけてのトレーニングをしてきたとのことだが、プレーオフを見据えたものか。

はいそうです。我々は1位が決まった段階で、新しいプランがありました。ラスト数試合の中で結果も残してメンタル的に良い状況でプレーオフに臨むことも大事ですが、プレーオフにコンディションの山を持ってためにどこでフィジカルの強度を高めるか。

そのプランは1位が決まってから新しいプランを立てました。今は負荷をかける段階です。今週と、来週で結果を残せるギリギリのラインのところをスタッフと話し合って、考えたプランニングがこれで、この2週間で負荷をかけた理由です。

──3-3の同点で橋本が勝ち越しゴールを決めたが、あの場面を振り返って。

まず、すごく幸せに思えました。彼もチームの一員で、難しい試合の中で1秒も出ていない中、呼ばれて監督の指示に答えつつも勝ち越しゴールを奪いました。若い選手たちがそういう場面でも緊張に負けずに勝てたシーンでした。

監督としては嬉しい部分です。あの場面が彼らにもっと自信をつけると思いますし、もっとそういう自信を付けさせたいと思っています。ゲームが接戦の中、若い選手が入ってあのプレーは簡単ではないです。プレッシャーがかかった中でのゴールなので嬉しく思います。

酒井ラファエル良男(名古屋オーシャンズ)

──試合を振り返って。

この1戦に関しては両チームとも違う状況の試合でした。町田はこの1戦でプレーオフ争いに可能性を残す、生き残るために勝たなければいけない一戦でした。我々は、自信を持ってプレーオフに進むためにも勝ちたいゲームです。

その中で、こちらのプランニングがうまくはまった試合だったと思います。先制できたことでプランがブレずに戦うことができました。逆に町田はそこからの変化、点を取りにいく状況になりました。それができたことでゲームを有利に運べたと思います。

失点した中でも、後半に点を取って、うまく試合をコントロールできていたと思います。熱い試合の中でも、チームがこの試合でやらなければいけない役割が明確になっていた分冷静に戦えていたと思います。そこは良かったですし、このスコアに繋がったと思います。

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