SAL

フットサル全力応援メディア

MENU

SALペディア
2019.02.01

【ネクスト・ヒーローはオレだ!】試合を決められる選手に──。苦労人・伊藤圭汰が歩み始めたサクセスストーリー

PHOTO BY軍記ひろし

次世代の日本代表を担う可能性を秘めた選手を紹介する「ネクスト・ヒーローはオレだ」。

今回はFリーグ選抜でプレーし、すでに日本代表にも選出されている伊藤圭汰。北海道でサッカーをしていた伊藤は、高校3年生で出場したJFA 全日本U-18フットサル選手権大会を機にフットサルにのめり込んで行く。U-18、U-20の日本代表としてプレーし、現在はフル代表にも選出されるほどになった。

そんなサクセスストーリーを歩む伊藤だが、そこへ至るまでには大きな苦労があった。就職や大学への進学をやめてまでフットサルだけに専念。言葉もわからないベトナムへの武者修行など、不安がありながらも“挑戦”を選んできた。

それらは全て、日本代表として世界と戦うため。期待の若手である伊藤の素顔に迫る。

高校卒業後に単身で上京

──現在、Fリーグ選抜でプレーされている伊藤選手ですが、出身は北海道なんですよね?

北海道の公立高校(北海道釧路北陽高等学校)でサッカー部でした。ただ、北海道は冬になると雪が積もってサッカーができないのでフットサルをしています。その中で高校生の全国大会(JFA 全日本U-18フットサル選手権大会)があって、僕らもその大会に出場したんです。

北海道の予選を勝ち抜いて全国の舞台に勝ち進みました。そのあとにサッカーの選手権の予選もあり、フットサルをしながら選手権の予選につながれば良いかなと。フットサルの練習をしながら大会に出場しました。

──伊藤選手が出場したのは第2回大会ですよね?

その大会で準優勝しました。大会後はサッカーをして、それを引退したら就職しようと思っていました。

──その後にU-18日本代表に選出されていますよね?

U-18フットサル日本代表が発足してその1回目の合宿に呼んでもらいました。そこでフットサルを学んでいく中で、もっと上を目指したいと思うようになりました。

また、2年後にU-20のアジア選手権があると聞いて、就職するかサッカーを続けるのかと色々悩みましたが、フットサルでもっと上を目指したいとの思いが強まりました。そこから就職をやめて、フットサルに専念しようと。ただ、サッカー部でしたし選手権もあったので、サッカーが終わった後に本格的にフットサルで上を目指すことを始めました。

──高校でのサッカーキャリアを終えた後はどのようにフットサルを学んでいったのですか?

まずはエスポラーダの練習に参加しました。ただ、正直に僕の思っていたやりたいフットサルではなくて、それで違うチームを考えていました。そんなときに町田が選手権で名古屋に優勝したんです。その試合はYouTubeのライブで放送されていて、僕も見ていました。

町田は相手を崩して勝つようなフットサルをしていたんですね。それこそが自分が求めていたフットサルだと。何連覇もしている名古屋に勝てるチームがあるんだなと。そこで町田に入りたいと思って練習に参加させてもらい、最初はアスピランチからでしたが、昨年は特別指定でトップチームでもプレーさせてもらいました。

──高校を卒業して、単身で東京に出てきたんですね。

フットサルのために町田に上京してきた感じですね。

──大学生など学校を基本として上京してきたわけではなく、フットサルだけを考えて上京してきたパターンは珍しいですよね。不安もあったのでは?

仕事もすぐに決まるわけではないですし、大学に行きながらフットサルをやる選択肢もありました。ただ、個人的に1つのものに集中してやっていきたいという思いが強かったです。大学の選択肢もあった中で、フットサル1本で上を目指す。そういう思いから、大学に進学することはせずに、就職もせずにフットサルのためだけに上京しました。当然不安もありましたけどね。

──そこまでフットサルに専念したいと突き動かした要因はなんですか?

先ほども言ったように北海道の冬はフットサルをプレーします。なのでフットサルに関しては、普通の人よりも知っているつもりでした。でもフットサルの代表合宿で、今までやってきたフットサルと違うものを知りました。

個人戦術であるワン・ツーやパラレラも全くやったことなくて、代表合宿でそれを教わってフットサルの面白さに惹かれました。なので、フットサルに専念しようと思ったきっかけは合宿です。それにU-20の大会があるという中で、自分もレベルアップしながら日の丸背負って戦いたいなと思いました。

【次ページ】試合を決められる選手に

▼ 関連リンク ▼

▼ 関連記事 ▼

Bitnami