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作成日時:2019.02.05
更新日時:2019.02.05

【セレクション】Fリーグ選抜の2期生セレクションが開催!高橋優介監督はどんなところを見ていたのか?

PHOTO BY軍記ひろし

2月2日(土)、3日(日)に来シーズンのFリーグ選抜に向けた第2回のセレクションが開催された。

初日はいきなり「ヨーヨーテスト」から始まりその後、フルコートゲームなどが行われた。2日目はウォーミングアップのロンドから始まった。アップではロンドだけでもタッチ制限やパスの方向といった条件を増やすなどして、選手の理解力も試された。最後にはハーフコートゲームやフルコートゲームをし、セレクションは終了。

セレクションの終了直後、来季も指揮を執る高橋優介監督にその選考基準や来季の意気込みについて聞いた。

来季はさらに難しくなる

──セレクションの際にはどんなところを見ているのでしょうか?

昨日は「ヨーヨーテスト」で持久的なところをやって、そういう数字はもちろん、どういう特徴があるのかというとか。今日はアップの時にどんどんメニューを変えましたが、その意図は練習の中のルールのオーガナイズを変えたときに「反応できるかな」とか、理解度や「集中して聞いてるのかな」とか、実はそういうところを見るために変えたりしたところがあります。でも最終的には“直感”を大事にしています。

──直感?

(吉川)智貴がいたマグナ・グルペアのイマノル監督に「セレクションのとき何を見ているの?」と聞いたら「直感」という答えが返ってきたので、あながち間違っていないんだなと(笑)。

──最も重要視していることは?

ひとつはプレーのパフォーマンスです。この選手はなにができるのかというところと、その場でぱっと集まったときにそのグループの中でしっかりコミュニケーションを取れているかを見ています。「こういう選手はこういう面があって、休憩しているときにはこういうことができるんだな」とか、そういうプレー以外でのチームへの貢献度も見ていますね。そこは結構大事です。

──初日の最初に「ヨーヨーテスト」をしていたので強度のところを見ているのかと思いました。

それもありますね。「ヨーヨーテスト」を一番最初にやるのがいいのかは別として、それをやって疲労した状態で頑張れるのか、その中でもボールの強度を出せるのかというところも評価として見ています。今季の選手は風邪とかの離脱はありましたけど、ケガ人も少なく人が3人も4人もいなくなることはなかったので、やはり追い込んだりしても耐えられる力は欲しいなと思い「ヨーヨーテスト」をしました。

その後、今日もそうですが疲労した状態で高い強度が出せるか出せないかは練習をしていてパフォーマンスを上げるときや持久的なスタミナをつけていくとき、絶対にそれを超えなければいけないのでそれが今の時点で出せるのであれば、ある程度やれますし、そういう面も含めて重要視しています。

──今季のFリーグ選抜を見て「自分たちもここで成長のきっかけをつかみたい」と思う選手も増え、ある意味、来季に向けた“PR”にもなったのでは。

順位的にはよくも悪くもないですが、そういうふうに伝わっていればよかったですね。いい印象を持っていないと「来よう!」と思ってくれないので、そういう意味では去年より参加しようと思ってくれている人数は絶対に多いと思うので。その点に関してはよかったのかなと。

──来季の方が難しくなりそうです。

難しくなりそうですね。捉え方とかも変わると思うので。今季の1巡目では絶対に舐めてくるだろうと感じていて、その立場をうまく利用しながら相手に「簡単に勝てない」ということを植え付けたかったんですよね。2巡目では相手が自分たちのプレーさせないようにある程度対抗して、強引にでも上からのしかかかってこようとするチームが多くなるんじゃないかなという感じはしていて、3巡目になると自分たちの強みでゲームを展開してくる。

そうなってくるといろんな状況の試合ができるのでそれがこのチームの一番やらなければいけないことだと思います。なのでそうなるように戦い方を考えていたシーズンではあります。来季はもう少し工夫をしなければいけないのでそれが難しいですね。

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