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2019.02.24

「自分たちの街のクラブだから」。残留を目指し共に戦うコールリーダーの話

PHOTO BY川嶋正隆

2月23日(土)、Fリーグ史上初となる1部・2部入替戦の第1戦が駒沢オリンピック公園総合運動場屋内競技場で行われた。F1最下位のアグレミーナ浜松とF2初代王者・ボアルース長野が激突するこの一戦を、筆者はあえて浜松のサポーター席の隣で観戦することにした。クラブの未来を大きく左右する大事な一戦を、サポーターたちはどう見守ったのか。地元・浜松と、このクラブを心から愛するコールリーダーに話を聞いた。

ずっと待ちわびていたおらが街のクラブ

アグレミーナ浜松がFリーグに参入して間もなく7年。参入初年度から浜松のユニフォームをまとい、今シーズンもリーグ戦33試合のうち30試合を“戦った”。類まれなリーダーシップを持つその男は、どんなに劣勢になろうとも最後まで声を絶やさず、味方選手を鼓舞し続ける。選手のことではない。浜松の私設応援団「UNATRAS(ウナトラス)」でコールリーダーを務める男性・こーちゃんさん(仮名:以下こーちゃん)のことだ。

東京都北区在住のこーちゃんは、アグレミーナのホームタウンである静岡県浜松市の出身。スポーツ観戦が好きで昔からJリーグなどを観ていたが、地元・浜松にはチームがなかった。bjリーグの浜松・東三河フェニックス(現Bリーグ:三遠ネオフェニックス)があるにはあったが、フェニックスの活動拠点は東三河だったため、「おらが街のクラブ」という愛着を抱けずにいた。そんな折「アグレミーナ浜松」というフットサルチームがFリーグに参戦することを知った。地元・浜松だけを本拠地として全国リーグに参戦する初めてのスポーツチームだった。

「2012年6月に、アグレミーナのFリーグ初戦を代々木に観に行ったんです。初の地元のクラブでしたし、“浜松サポーターの人たちと仲良くなれたらいいな”くらいの気持ちで。そしたらその時まだ、アグレミーナにはサポーターがいなかったんですよね。浜松という街が好きな自分としては“ここで自分が応援しなかったら嘘だろう”と思って声出しを始めたんです。コールリーダーをやってくれる人が見つかったら辞めよう。自分はそれまでのつなぎとしてやろうと思って始めたのですが、結局それから7年続けていますね(笑)」

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