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作成日時:2019.05.19
更新日時:2019.05.19

初優勝を懸けて戦ったが名古屋に完敗……。「一つひとつ積み上げていかないとあそには到底追いつけない」(湘南 奥村敬人監督)

PHOTO BY軍記ひろし

Fリーグオーシャンカップ2019の決勝戦が5月19日、愛知県の武田テバオーシャンアリーナで行われ湘南ベルマーレは名古屋オーシャンズに0-7で敗れた。

初優勝を懸けた試合は開始54秒にいきなり失点を許してしまうと4分にも決められ苦しい展開に。2点をうことになった湘南は果敢にプレスをかけにいくが名古屋に主導権を握られ12分にさらに失点。3点差で試合を折り返す。

点差を縮めたい湘南は開始早々にペナルティエリア付近でFKのチャンスを得る。しかしあと一歩のところでゴールとはならず22分に逆に失点してしまう。その後、GKをフィウーザから飯田千馬に代えてマルロンとロドリゴをピッチに送り出すがゴールが奪えない。そして26分、29分に失点を重ねスコアは0-6。負けじとカウンターで名古屋のゴールをこじ開けに行くがあと一歩のところで決めきれず33分に7点目を決められ試合は終了。

0-7と名古屋に完敗した湘南だが、チーム最高の準優勝でオーシャンカップを終えた。

今日叶わなかった夢のために全員で精進を

奥村敬人監督(湘南ベルマーレ)

──試合を振り返って。

お疲れ様です。まず、名古屋オーシャンズの皆さんおめでとうございます。強いですね、本当に。手も足も出なかったというのが率直な感想です。選手たちもそれを感じたと思いますし、日々「名古屋を追い越そう」という話をして練習していますが実際当たったときその予想をはるかに超えていると。フィジカルもそうですし全てにおいて3段階ぐらい上のレベルにあるのかなと感じました。

そこに向けて一気に上がることはないですが生活や食事、睡眠もそうですけど一つひとつ積み上げていかないとあそには到底追いつけない。練習でも一つのミスに対してもシビアに、全員で向き合わないと失点してしまう。そこの部分を全員が痛感させられました。ですが湘南のサポーターの方々がたくさん来ていただいてファイナルを戦えて選手たちの成長は間違いなくあると思います。クラブとして今日叶わなかった夢を絶対叶えたいと湘南に関わる全ての人間が思ったと思うのでそこに向かってもっともっと全員で精進していきたいです。

鍛代元気(湘南ベルマーレ)

──試合を振り返って。

監督が言ったように完敗ですね。決勝まで来れてタイトルを取るときに立ちはだかるのは名古屋で、ここを超えないと日本一になれないのは痛感しました。今回負けてしまいましたそれを感じられて次に繋がる実感を持てたのは良かったと思います。試合に関してもできなかったことが多かったですがその中でもできた部分はあったのでネガティブなところを改善するのもそうですがポジティブなところも探して見つけて僕らの自信にして次に繋げたいです。

個人的には決勝のピッチに立てなかったので悔しいです。試合前にも大きい横断幕を出してくれて涙が出るくらいにまで感動して高まりましたがピッチの中でプレーして恩返しすることができませんでした。なのでまた決勝の舞台に戻ってきて今度こそ勝ちたいと思います。

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