更新日時:2023.03.06
【日本代表】逸見勝利ラファエルのゴールでサウジアラビアに辛勝。7日に宿敵・イランと決勝を戦う|6カ国国際親善大会
PHOTO BY軍記ひろし
3月5日、日本代表はタイのイースタン・ナショナル・スポーツ・トレーニングセンターで行われている6カ国国際親善大会の準決勝・サウジアラビア戦に臨み、1-0で勝利を収めた。
アジアカップのリベンジを達成!
グループリーグを1位通過し、準決勝に勝ち進んだ日本の対戦相手は、昨年行われたAFCフットサルアジアカップのグループステージ初戦で敗れたサウジアラビア。
決勝進出とアジアカップのリベンジ、両方を懸けたこの一戦のスターティングメンバーは、GK黒本ギレルメ、FP、オリベイラ・アルトゥール、水谷颯真、逸見勝利ラファエル、平田・ネト・アントニオ・マサノリ。3試合連続同じスタートのメンバーで臨んだ。
日本がボールを握る時間が長く、何度も決定機を作ったが、ゴール決まらない。第1ピリオド11分、日本はカウンターからピンチを迎えたが黒本がタイミングよく飛び出して先制点を許さなかった。
スコアレスの時間が続き、第1ピリオド残り2分には清水和也が強引にミドルシュートを放つなどしたが、相手の硬い守備を前にゴールが決まらずハーフタイムを迎えた。
第2ピリオドのスタートは、第1ピリオドと同じ5人。日本はキックオフ直後から波状攻撃を仕掛け、先制点を狙いにいく。しかしゴールがなかなか生まれず、アジアカップで敗れた時の記憶がフラッシュバックする。
28分、ボールをクリアした直後の原田快の顔に相手の手がかかる。ビデオサポートが介入した結果、サウジアラビアの選手にレッドカードが提示され、日本が数的優位となる。先制ゴールが生まれたのはこの直後だった。左サイドでボールを受けた逸見がミドルシュートを力強く放つと、これがネットに刺さり1-0とした。
追加点を狙う日本は34分、堤優太が敵陣でボールを奪うとそのまま前へ運んでシュートを放つが、この試合何度もシュートを阻んできた相手GKのファインセーブに遭う。
サウジアラビアは残り3分を切ったタイミングでタイムアウトを取り、パワープレーを仕掛けてくる。日本はアルトゥール、水谷、逸見、平田の1stセットがゴールを守り、ボールを保持した際は平田と清水が入れ替わった。
相手のリスクを冒した猛攻に対し、体を張って最後まで対応した日本は1点差を守り抜き、サウジアラビアに辛勝。アジアカップのリベンジを達成し、イランが待つ決勝への進出を果たした。
【試合結果】
⚔️6カ国国際親善大会
?日本1-0サウジアラビア
28′逸見勝利ラファエル
<日程>
グループステージ:3月1日-3日
ノックアウトステージ:3月5日、7日
<組み分け>
グループA:タイ、日本、モザンビーク
グループB:イラン、エジプト、サウジアラビア
<試合予定>
3月7日(火)日本時間20:00 決勝 vsイラン
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