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作成日時:2023.11.16
更新日時:2023.11.17

【日本代表】初招集から9カ月。2度目の国際親善試合に挑む中村充「素直にうれしいですが、結果を残さなければ次はない」

PHOTO BY本田好伸

11月16日、フットサル日本代表は、11月22日と23日に開催されるウズベキスタン代表との国際親善試合に向け、高円宮記念JFA夢フィールドにてトレーニングを行った。

10月、AFCフットサルアジアカップ2024予選直前に“サポートメンバー”として国内練習に参加していた中村充だが、今回は2月に行われた6カ国親善試合以来、自身にとって2度目の対外試合を戦う。

練習を終え、中村に話を聞いた。

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誰かより一歩前に出たわけではない

──久しぶりに対外試合での招集となりました。改めてお気持ちを教えてください。

メンバーに選ばれたことは素直にうれしいですが、ここで結果を残さなければ次はない。何かしらを残して自分の糧にするためにこの合宿に挑みたいです。

──相手は次のワールドカップの開催国であるウズベキスタンですが、何か特別に意識していることはありますか?

アウェイですけど負けちゃいけない試合なので、勝つために僕ができることを精いっぱいやろうかなと。まだ代表経験が多いわけではないですし、わからないことも足りていないこともたくさんありますけど、全力で走ろうと思っています。

──前回の6カ国親善試合が代表初招集でしたが、その時と比べたら自信もついて、落ち着いて活動できそうですよね。

あの時は初めてフル代表に選ばれていきなりの親善試合だったので、たしかに多少は緊張しました。ただ、ガチガチになって何もできないっていうことはあまりないので、代表を背負っているという覚悟はもちろんもって、この遠征もやり切ろうと思っています。

──2月に初招集されてからFリーグもそのあと開幕しましたが、リーグ戦を戦っているなかで自分がバージョンアップしたとか、変わったなと思うことはありますか?

代表に行って、改めて細かい精度が足りないなと思いました。そこはアスレ(立川アスレティックFC)でも同じで、やっちゃいけないミスを減らしたりすることはもちろん心がけています。

ただ、負けちゃいけないのは同じですけど、クラブと代表はまた違うし、とにかくチームのためにというのが全てです。勝つためにアスレでプレーしていれば、それが代表にもつながるんじゃないかなと思っているので、チームのコンセプトに沿って精いっぱいやっています。



──今回国内組のみでの招集にはなりますが、このタイミングでメンバーに入れたことで、より次のワールドカップを現実的に意識できるのでは?

前回の合宿の時にも、木暮(賢一郎)監督からは「全員リストには入っている」と言われていたし、誰の調子がいい悪いという兼ね合いもあるなかで、継続的にパフォーマンスを保ってれば、もちろん(メンバー入りの)可能性はあるという話を全員にしてくれています。

選手みんなが目指さなきゃいけないルートを示してくれているし、もちろん行きたいっていう気持ちはありますけど、そのためには結果を残さないと何も始まらないので。ここに呼ばれたからといって、「よしっ!」て言う気もないですし、誰かより一歩前に出たわけではないと思っています。先を見据えるのはいいんですけど、僕たちが勢いで前のめりになって考える必要もないのかなと思っています。

──継続的にパフォーマンスを保つというのは、点を取ることになるんでしょうか?

点を取るのはプラスアルファとして、今このチームがやりたいフットサルで勝つことに貢献することですかね。

──特にアピールしたいポイントは?

シュートは僕の持ち味なのでゴールは常に狙いながら、2人組の関係だったり、4枚でのコンビネーションでどこまで高いクオリティを出せるか。どれだけフィットできるかっていうのを考えて臨みたいです。

 



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