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作成日時:2023.11.21
更新日時:2023.11.21

【日本代表】今季リーグ18得点!チームも個人も波に乗る本石猛裕「ゴールを決めるイメージはある」

PHOTO BY本田好伸

11月16日、フットサル日本代表は、11月22日と23日に開催されるウズベキスタン代表との国際親善試合に向け、高円宮記念JFA夢フィールドにてトレーニングを行った。

本石猛裕は昨シーズン、4年間在籍したペスカドーラ町田を飛び出しバサジィ大分に移籍するも、シーズン5得点と苦戦。世代別から継続して招集されていた日本代表からも外れ、難しい1年を過ごしていた。

しかし、心機一転。バルドラール浦安で再起を誓ったスコアラーは、“完全復活”と言わんばかりにゴールを重ね、キャリアハイの18得点をマーク。ランキングで1位に立つアンドレシートの19ゴールに迫り、得点王のタイトルを射程圏内に据えている。

9月に念願の代表復帰を果たし、このウズベキスタン遠征では約1年半ぶりの実戦に臨む。

練習を終え、本石猛裕に話を聞いた。

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やっとスタートに立てた

──改めて招集された時の気持ちは?

素直にうれしい気持ちと、やっとスタートに立てたなって。国内組だけですけど、試合で自分の力を出せるかが大事なので、結果に結びつけたいです。

──自分の今の力を試す試合にもなる?

Fリーグとも違う相手と強度なので、すごく楽しみにです。

──シーズン前にも、代表復帰を目標にという話をしていましたが。

1年半ぶりに復帰することができて、久しぶりの対外試合になります。去年も代表を目指してやってましたけど、なかなかチャンスがなくてチームも苦しい状況でした。今年はいい仲間とチームとプレーができて、自分の結果もそうだし、チームも少しずつ勝ててきているので、いい流れかなと思います。

──今日は山中選手を入れて、ほぼ“浦安セット”で練習していた時間もありましたが、やりやすさはありましたか?

いつも一緒にプレーしていて特徴もわかっているので、どこにボールを運びたいとか、ここでボールを出してくれるっていうのがわかるなって。(山中)翔斗も町田の時にずっと一緒のセットでやっていたので、僕にとってはすごくやりやすいメンバーでした。

──一方で、クワトロの動きはクラブとは違うので難しいと言う話を長坂(拓海)選手もしていました。本石選手として何か感じていることはありますか?

僕自身、クワトロは今まであまりやってきていないし、チームともまた違うのでより戸惑いもあります。今は動きを覚えて、試合でやってみてまた練習してを繰り返しながら、早く身につけなきゃいけないなと。代表選手としてはクリアしないといけないし、難しいですけど少しずつ理解はできているかなと思っています。コーチもいろいろ教えてくれるのでもっと学んで改善していきたいです。

──スムーズにプレーしているように見えますが、サポートメンバーとしての活動が、身になっている感覚はありますか?

それは間違い無いですね。この強度と戦術を少しでも長く先に経験できたことは本当に大きかったです。この前よりかは、動けたなと自分でも感じています。



いい雰囲気と流れができている


──移籍がもちろんいいきっかけにはなったとは思いますが、ここまで得点数やパフォーマンスを戻すことができた要因は?

今、一緒に代表にも選ばれている長坂選手だったり石田(健太郎)選手がいいパスを出してくれるので、僕は決めるだけというシーンが多いです。数字だけ見れば僕が活躍しているようの見えますけど、その過程ですばらしい選手たちがそろっているので、本当に感謝しています。だからこそ最後にちゃんと僕が点を取って、チームを勝たせられればいいなと思ってプレーしています。

──決めるところをちゃんと決めることで、パスも集まってくる。そこの信頼関係がしっかり構築できている?

シーズン序盤は初めて一緒にプレーする選手も多かったので、難しかったり、開幕してからもタイミングや意図が合わないなくて得点も取れない時期が続きました。でも、だんだんお互いがやりたいプレーがわかってきてパスも出てくるようになったし、そこからゴールもできるようになりました。かなり良い感関係が築けてきていると感じています。

──現時点で18得点で、ランキング2位にいます。得点王はやはり意識している?

今までゴール数もあんまり意識してこなかったですけど、毎試合コンスタントに点が取れるようになってきてたなか、目に見える結果としては、得点王というタイトルがあるのかなと。一つその賞をもらうことで自分の成長にもつながるし、代表にまた一歩近づけるのかなと思っています。

──この間のすみだ戦も、ゴール後も含めて、すごく気持ちが入っていましたね。

負けてたんで(笑)。ラッキーなゴールでしたけど、気持ちで呼び込んだというか。あの時間で追いついて逆転してという流れだったので、チームとしても勢いづいたと思うしすごくうれしかったです。

──以前のインタビューで「去年は何をしてもうまくいかなかった」という言葉がありましたが、今年はもう何をしてもうまくいっている1年になっているのでは?

そうですね。僕を生かしてくれる選手が浦安にはたくさんいて、僕もみんな生かす動きやパスを出してパスや動きで、貢献していきたいです。相乗効果で、いい雰囲気と流れができているなと思っています。

──ウズベキスタン戦でも、ゴールを決めるイメージはありますか?

あります。ゴールを決めてなんぼのスポーツですし、ピヴォというポジションの選手として誰よりも点を決めてアピールしないといけません。来年W杯に行くために結果にこだわってやっていきたいです。



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