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2018.08.25

【独占取材】ロベルト・カルロスがプレーすることになったFリーグ選抜の三笠貴史はキャプテンとしてなにを思うのか。

PHOTO BY軍記ひろし

Fリーグは17日、元ブラジル代表DFのロベルト・カルロス氏がFリーグに参戦することを発表した。かつてレアル・マドリード、ブラジル代表でプレーし、誰もが知る世界のスーパースターがFリーグの舞台に立つことは大きな話題を呼んだ。

ロベルト・カルロス氏はエキシビジョンマッチとFリーグ選抜の一員として大阪府で行われる共同開催にて、ヴォスクオーレ仙台と公式戦を戦うことになる。そのことにはついて賛否両論あり、物議を醸している。そこで、当事者であるFリーグ選抜のキャプテン・三笠貴史は今回の決定をどのようにを感じているのだろうか。“独占取材”を行い、その思いに迫った。

フットサルが根付くにはまだまだ先は長い

──ロベルト・カルロス氏がFリーグ選抜でプレーすることについてキャプテンとしてはどのようにお考えでしょうか。
あまり僕らも詳しくは聞いてないので、詳しいことはわからないんですけど、僕らからしたらロベカル……なんて呼んだらいいかわからないですけど(笑)。彼がゲストとして来てくれるのであれば、良い面を吸収して自分たちのプラスに変えていくだけなので、その良い機会だと思いますし、個人的にもスーパースターと一緒にやれる機会はないのでそういう機会を大事にしていきたいですね。でもまだ先のことなのであんまり……。とりあえず頭の中は今週末のリーグ戦しかないですね。

──注目はすごくされると思いますが“話題”で終わらせないために選手たちはどうするべきでしょうか。
それは僕らが仙台戦もそうですし、以後の試合で結果を出し続けることによって「あの時にロベルト・カルロスが来て良い経験になったね」ということがまずはひとつ、僕らのできることなんじゃないかなと思っていますね。仙台戦も必ず勝たなければいけない試合ですし、あまりFリーグ全体のことは僕らが個人的になにかを言える立場ではないと思っているので。自分たちがFリーグ選抜としてできることは仙台戦を勝って結果を残し続けるということですね。

──仙台にはこの前のリーグ戦で負けてしまったのでリベンジもしなければいけないですしね。
それは間違いないですね。

──ロベルト・カルロス氏と共演することで普段と同じプレーをするのか、それとも普段とはなにか違ったプレーをするのかどちらでしょうか。
もし一緒に出るとしたら、誰と出ても一緒に出ているほかの4人の良さを引き出すためにどうしたらいいかというのを考えながらプレーしているので、仮に自分が一緒に出るとしたらみんなが知っているとおり、左足のすごいシュートを持っているので、どうしたらその持ち味を引き出せるのかというのを考えながらプレーすると思います。一緒にやってみないとどうなるか分からないですけど、セットプレーも含めてどれだけ左足のシュートを打てる回数を増やせるのかというのを。それがチャンスに繋がるのであればそうするべきですし。

──ですが彼が入ることでFリーグ選抜の選手の出場枠がひとつ減ってしまいます。
僕も含めてベンチ外になる可能性はもちろんあるので。もともと僕らは一人しかベンチ外になる人がいない中で、より競争が増すということは別に悪いことではなく、むしろ良いことでもあるのでもう一人出れないことに関してはプラスになるんじゃないかなとは思います。誰がベンチ外になるというのは当日じゃないとわからないですし、もう一人のベンチ外の選手が決まるというのも決して前日ではなく今日の練習から仙台戦までのパフォーマンスで決まるので逆にいつもより競争意識は持てるのかなと思います。そこはこのチームに足りない部分ですし常に意識していないといけない部分なので特にどうかと言われるとプラスにしか感じないですね。ケガ人が一人出てしまえば全員ベンチに入れるメンバー構成なので。

──第2節までは笠井大輝選手がケガで全員ベンチ入りしていましたからね。
そうですね、大輝さんが2試合いなくてそういう事は起きていたので。逆に今はピッチに立つ人も限られてきてて、ベンチに入ってもピッチに立てなかったり、出場時間が短いという選手が出てきているので。そこも含めてもっと競争意識がないと折角Fリーグ選抜で来てるのに(所属元のチームで)出られないというのはダメですし、そこに対する意識はもっと求めていかないといけないと思っているので。

──「Fリーグが盛り上がるためにも必要」や「真剣にプレーしている選手たちの公式戦にいきなりだしてもいいのか」など賛否両論ありますが当の本人たちはどう思っているのでしょうか。
そうですね……。僕は議論になることは良いことだと思っていて、例えばロベルト・カルロス選手が来てくれるということだけで、「Fリーグ選抜ってなに?」って思ってる人がたくさんいると思うし、それは僕らからしたらすごくチャンスですし、それで誰かが調べてくれて「フットサル界ではこういう活動をしてるんだ」ということを知ってくれれば自分の名前を覚えてくれるかもしれませんし、選抜全員の名前を覚えてくれるかもしれません。そういう面を含めてやはり悪いことはないのかなと。むしろそうやっていろんな議論があって、心配してくれている人たちもありがたいですし、逆にその分楽しみにしてくれている人もたくさんいると思うので僕たちからしたらチャンスなんじゃないかなと思いますね。

──確かにすごく注目されるとは思います。
いろいろな批判も出ているとは思いますけど、でもじゃあ、誰も見てない中でフットサルして楽しいのかというか、それになんの価値があるのかと言われたらじゃあアマチュアとか社会人リーグの人たちとFリーグってなにが違うんだってなるので。お金を払って見に来る価値があるから来てくれるわけですし。難しい問題ですけど……(苦笑)。サッカーの日本に根付くまでの年数を考えると、サッカーの天皇杯は1921年から始まったのでそう考えたらですけど、フットサルが根付くにはまだまだ先は長いのかなと思います。

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