更新日時:2019.06.02
【F1第2節/F選抜×北海道】前節の大敗を教訓に、「忘れる意味ではないですけどしっかり気持ちを切り替えて臨むことが大事でした」(北海道 水上玄太)
PHOTO BY軍記ひろし
6月2日(日)にFリーグ2019/2020 ディビジョン1第2節、Fリーグ選抜とエスポラーダ北海道の一戦が武田テバオーシャンアリーナで行われ、アウェイの北海道は3−2で勝利した。
F選抜と一進一退の攻防を広げる北海道。GKの坂圭輔がドリブルで持ち上がり数的優位な状況を作るなどして相手ゴールへと迫るがなかなかゴールが奪えない。しかし前半の13分に三浦憂のロングボールを相手GKが処理を誤りそのままゴールイン。先制に成功した北海道の1点リードで試合を折り返す。
迎えた後半、23分に堀米将太の落としを受けた水上玄太がゴールを決めて2点差とする。しかし32分に6つ目のファウルを犯すと第2PKを決められ点差を詰められる。36分に高い位置からのキックインを最後は宮原勇哉が決めて再び2点差。37分に自陣でのミスから失点をしてしまうが試合は3−2で終了。北海道が今季初勝利を収めた。
次節のホーム開幕戦に向けて
小野寺隆彦監督(エスポラーダ北海道)
──試合を振り返って。
開幕戦ではフウガドールすみださんに0−6という完敗を喫してしまい「皆様からもF1で戦っていけるのか」とご指摘を受けました。この一週間の中でどれだけ修正できるのかが大きなポイントでした。なにより選手には自信を持って戦ってもらいというところが全てでしたし、その中で今日のゲームでは苦しみながらも頑張ってくれたと思っています。
エースの水上がゴールを決めたり、日本代表に選ばれている堀米が活躍したり、不運な失点もありましたがGKの若手で伸びている坂が安定感のある守りをしてくれたのではと思う。一節目を教訓に、開幕戦の記者会見でも話させてもらいましたがそういう意味では選手たちも気持ちを入れ替えて今日のゲームを戦うことができました。また、アウェイでしっかり勝ちきることができたことは非常に価値のある勝ち点3かと思います。次はホーム開幕戦で(バルドラール)浦安さんで、今年は若手(中心)で非常に伸びてきていますがそこでも勝てるように調整していきたいです。
水上玄太(エスポラーダ北海道)
──試合を振り返って。
試合展開としてはうちが先制して、追加点を決めて、欲を言えばあと一本取って試合を決定づけたかった。ですがファウルトラブルから第2PKや、自分たちがばたばたしてしまったため、不運な失点もあり安定感に欠ける試合でした。監督も言ったとおり、先週の試合から気持ちを切り替えて、忘れる意味ではないですけどしっかり気持ちを切り替えて臨むことが大事なことでした。その面では自信を持って試合運びができた。もっともっとこういう試合を繰り返して、今度は内容も良く試合に勝てるように頑張りたいです。
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