更新日時:2022.06.06
【オーシャンカップ】3年ぶり開催のカップ戦は名古屋が優勝!全日本フットサル選手権2022のリベンジを果たす!
PHOTO BY高橋学、勝又寛晃
6月5日に、Fリーグオーシャンカップ2022の3位決定戦と決勝戦の2試合が、駒沢オリンピック公園屋内球技場で行われた。今大会は名古屋オーシャンズの優勝で幕を閉じた。
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町田がF1の意地を見せ3位に
3位決定戦は、しながわシティvsペスカドーラ町田の試合となった。
試合は開始早々に動く。1分に、チアゴが放ったシュートがオウンゴールを誘い、しながわが先制する。さらに2分に、白方秀和からのロングボールをボールを受けたチアゴがシュートを放ち、一度は跳ね返されるもヘディングで詰めて2点目を奪う。
その後、追いつきたい町田はエースの毛利を中心にしながわゴールに迫るが、得点を奪うことはできず、このままハーフタイムへ。
第2ピリオド、先にゴールを奪ったのは町田だった。26分に、荒川勇気が決めて1点を返す。その後は一進一退の攻防が続くが、両チームゴレイロを中心とした集中した守りを崩すことができず、試合は終盤へ。町田はパワープレーを開始。すると38分に、パワープレーの流れから日根野谷建がゴールを決めて、ついに同点に追いつく。第2ピリオドはこのまま終了し、延長戦へ。
延長第1ピリオドは町田が先手を取る。41分、伊藤圭汰が豪快なシュートを決めてリードを奪う。しながわもチャンスを作るが決めきれずに延長第2ピリオドへ。
パワープレーを開始したしながわは、幾度となくシュートチャンスを作るも得点とはならず。最後まで体を張った守備で守りきった町田が勝利し、3位となった。
名古屋が全日本選手権のリベンジを果たす
決勝戦は、全日本フットサル選手権2022決勝と同一カードとなる、名古屋オーシャンズvs立川アスレティックFCの試合となった。
試合は、立ち上がりから決勝戦らしい激しい攻防となる。まずは2分に、立川の中村充が強烈なシュートを放つも、バー直撃。同じく2分に、名古屋の水谷颯真がシュートを打つも、ここは黒本ギレルメがセーブ。8分には、コーナーキックから新井裕生がボレーシュートを打つも、西谷良介がブロック。
11分に、ゴールが生まれる。名古屋が流れの中から左サイドの高い位置にポジションを取っていた吉川智貴にボールが渡ると、ダイレクトで折り返したボールがディフェンスに当たり、浮いたボールが黒本の頭上を越え、アルトゥールが詰めて名古屋が先制する。13分には、パラレラからアルトゥールが強烈なシュートを放つも、ここは黒本がセーブ。
16分に、立川が同点に追いつく。南雲颯太が右サイドを突破しシュートを放つが、ここは篠田龍馬が弾く。しかし、こぼれた浮き玉を上村充哉がボレーシュートを叩き込む。直後に名古屋はタイムアウト。流れを取り戻したい名古屋だったが、次の1点も立川だった。18分に、右サイドからのキックインの流れから、中に切れ込んだ皆本晃が左足でシュートを決めて逆転に成功する。終盤の20分に、平田ネトアントニオマサノリが得意の反転シュートを打つも、黒本が止める。このまま第1ピリオドが終了。
第2ピリオド、追いかける名古屋が攻勢に出る。22分に、右サイドのコーナーキックからダルランがボレーシュートを決めて名古屋が同点に追いつく。畳み掛ける名古屋は同じく22分に、完璧な崩しからフリーでボールを受けたアルトゥールが右足トーキックで決めて、一気に逆転する。
追いつきたい立川は、23分に、キックインから新井がシュートを打つも篠田がセーブ。ここから名古屋の時間帯が続く。25分には、ペネジオの落としから八木聖人が強烈なシュートを放つが黒本がセーブ。26分には、ペネジオがシュートも枠外。27分には、フリーキックからダルランがシュートもディフェンスがブロック。
33分に、名古屋が追加点を奪う。高い位置のキックインからアルトゥールがシュートパスをファーサイドに送り、水谷がスライディングで詰めて点差を2点に広げる。
残り時間6分27秒から、立川は皆本をゴレイロに変えてパワープレーを開始。すると36分に、ゴールが生まれる。パワープレーの流れから新井が左足で強烈なシュートを叩き込み、1点差に詰め寄る。37分に、中村充のシュートは篠田がセーブ。39分に名古屋がタイムアウトを取り、守備の確認をする。その後も最後まで集中したディフェンスで守りきった名古屋が4-3で勝利し、優勝を決めた。
名古屋は、全日本フットサル選手権2022のリベンジを果たした。
3位決定戦・決勝戦試合結果
3位決定戦
しながわシティ 2(ex:0-1)2 ペスカドーラ町田
決勝戦
名古屋オーシャンズ 4-3 立川アスレティックFC
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