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作成日時:2024.01.14
更新日時:2024.01.14

【F1ファイナルシーズン|記者会見/大分vs立川】11試合ぶりの黒星もポジティブなシーズン。大分・狩野新監督「大分スタイルを体現してくれた選手たちを褒めたい」|上位リーグ第27節

PHOTO BY本田好伸

1月14日、墨田区総合体育館にてFリーグ2023-2024ディビジョン1ファイナルシーズン上位リーグ・第27節が行われ、バサジィ大分立川アスレティックFCが対戦。大分は2-4で敗れている。

勝ち点2差で3位を争う大分と立川。今季2度の対戦で2連勝と相性の良さを見せる大分が、立ち上がりから主導権を握る。2分、右CKの流れから橋本澪良のロングシュートがニアサイドを破って先制した。同点に追いつかれて迎えた16分には、底辺でボールを奪ったリシがそのままGKとの1対1を迎えると、冷静にチップキックを決めてリードして試合を折り返した。

ところが第2ピリオドは、立川に連続ゴールを許して一気に逆転される。2点差とされた残り5分45秒からはパワープレーを仕掛けたが、2-4で試合は終了。大分にとっては10月13日に行われたバルドラール浦安戦以来11試合ぶりの黒星で今季の最終戦を終えた。

試合を終え、試合を終え、狩野新監督と野口茅斗が記者会見に出席した。



Fリーグを楽しめた1年

●バサジィ大分|狩野新監督

──試合を振り返って。

日本中が苦しい状況ですが、自分たちは最後まで力を出し切って戦う姿を見せられたと思います。今日は守備の形がうまくいかなかったところが敗因です。立川には2勝していましたが、そこから対応されたところがあったので、立川が素晴らしかったと思います。

──課題が残る最後の試合になりましたが、シーズンを振り返って。

ネガティブなことはなく、Fリーグを楽しめた1年になりました。選手たちのフットサルに向き合う姿勢やFリーグへの思い。自分たちはそれを強く持つようにしている。選手からの熱量が伝わってきたなと。戦術面ではたくさん課題がありましたが戦ってみて楽しかったという印象です。

──昨シーズンの低迷から、上位争いができた理由は?

難しい、苦しいシーズンでしたが、土台づくりとして考えたことは、フットサルに取り組む姿勢。シンプルですけど、他の人に悪いことを言わないとか、そういう基本ベースを徹底して、人間性を上げる。そのベースによって中位に上がって、戦術で上位へと上がっていきたいというプランがありました。まずは人間性の部分を改善できたのかな。フットサルに取り組む姿勢や態度を僕は重要視していた。それが土台となって戦術の部分に入れたと思います。

──前への意識と走る意識が強いチームだと感じたが、どういうアプローチをして、体現したいものをどこまで達成できたか。

指導者としては初心者なので考えさせられる部分はありました。まだまだ少ない情報量で選手に伝えたことを考えると、彼らには100点をあげたいと思っています。常に攻撃的なアグレッシブなフットサルをするという自分たちのスタイルがあるので、負けている状況でも体現してくれた選手たちを褒めたいです。ただ、自分もまだまだ初心者なので、足りていないところが明確になったので、来シーズンは改善して帰って来たいと思います。

何が変えられるかを見つめ直す必要がある

●バサジィ大分|野口茅斗

──試合を振り返って。

非常に悔しいの一言です。次の選手権に向けて何か変えていかなきゃいけない。自分も含めて、何が変えられるかを見つめ直す必要があります。こういう苦しい試合の時に、仁部屋(和弘)選手が状況を打開する得点をしていました。今日いた選手はそこにこだわらないと、チームとして上にはいけない。選手権まではそこにこだわってやっていきたいと思います。

──課題が残る最後の試合になりましたが、シーズンを振り返って。

個人的にもチーム的にも充実していましたが、望むような結果ではなかったです。もっと上にいかないといけないという気持ちもあるし、このチームでもっと勝利を届けたいという思いが強くなった。そう思ったからにはもっとやらないといけないですし、練習から取り組んでいきたいと思います。

──昨シーズンの低迷から、上位争いができた理由は?

監督が言ったことが全てで、選手としては苦しい時にどういう声かけが必要でどういう振る舞いができるかを考えました。キャプテンとしてもっとやれた部分もありますし、逆にみんなが支えてくれました。もっと熱い気持ちを持てば、もっと上にいけると感じました。



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