更新日時:2024.11.25
移籍1年目の計盛良太が価値ある逆転弾!「何事も楽しみたい」金曜夜に咲いた“笑顔の花”【F1第16節|インタビュー/湘南】
PHOTO BY伊藤千梅
【Fリーグ】フウガドールすみだ 1-4 湘南ベルマーレ(11月22日/ひがしんアリーナ)
第15節終了時点で6位のすみだと7位の湘南による、上位リーグ進出を懸けた重要な“6ポイントマッチ”。
0-1から湘南が同点に追いつき、迎えた第2ピリオドの35分、待望の勝ち越しゴールを決めたのは、今シーズンから“ベルマーレファミリー”の一員となった計盛良太だ。
フィールドプレーヤー全員が絡んだ1点はチームにさらなる勢いをもたらし、4-1で試合は終了。アウェイでの逆転勝利に、湘南のベンチには“笑顔の花”が咲き乱れた。
試合を終え、計盛に話を聞いた。
改善するべきところはたくさんある
──フィールドの全員が絡む形から、決勝点を決めましたがゴールシーンを振り返って。
チームとしてカウンターを狙っていたなかで最後にいいパスが来たので、あとはもう振り抜くだけでした。
ピッチに立つ全員が絡みましたし、特に籔内(涼也)選手は久しぶりにメンバーに入って、ゴールにつながる動きをしてくれました。練習から積み上げてきたものが出せたので、本当にうれしいです。
──決めた瞬間、計盛選手を中心に、選手たちが喜びを爆発しているのが印象的でした。
勝ち越しゴールを決められて個人的にもうれしかったですし、全員で喜ぶことで一体感が生まれるかなと思ったので、我慢せずに目一杯喜びました(笑)。
1点を追う時間も長く、改善するべきところはたくさんあると思います。ただそれでも自分たちが粘り強く戦えましたし、だからこそ第2ピリオドは圧倒して、リードを広げられたと思います。
──足がつるくらい、消耗していましたね。
試合中につってしまったのは初めてですね。痛めている箇所をかばって負荷がかかってしまったのか、 シンプルに練習量が足りてないのか。食事やケアの部分で改善できないか、そこは自分を見つめ直さないといけないです。
──シュライカー大阪から湘南に加入して、約8カ月が経ちました。チームへのフィット感という点での手応えはどうですか?
もともと誰にでも合わせるような選手なので、周りに合わせる動きというのはある程度はできていると思います。
でも、大阪時代は自分たちがボールを保持して時間を使って攻める戦い方だったので、自分の特徴であるフリーランをうまく生かすことができていました。一方で湘南は縦に速いフットサルなので、まだ自分の強み自体は出し方がつかめていないな、という状態です。
でも、こうして違うチームでプレーできるのは誰もが経験できるようなことじゃないので、何事も楽しんでいきたいです!
──平日夜の試合にも関わらず、たくさんのファン・サポーターが集まっていました。湘南に加入して味方としてあの声援を受けてみて、どうですか?
今まで経験したことがないような熱量を感じています。もちろん大阪の時にも応援団の方はいたしすごく力になっていましたけど、平日のアウェイゲームでもあれだけ大人数の方が来てくれるのは、心強いし感謝しかないですね。
──上位リーグ進出に向けて、順位を競っているすみだ相手に価値ある逆転勝利となりました。この1勝をどう次につなげていきたいですか?
自分たちはここまで大事な試合を何度も落としてしまいましたが、残りレギュラーシーズン6試合、一つひとつがより大事になってきます。この勝利を機に、また練習からチーム内での競争も生まれてくるはずなので、 チームとしてさらに「1勝」に懸ける意識が強くなればいいなと思います。
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