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2018.06.15

1年越しのFリーグデビュー。昨季、開幕前に離脱を余儀なくされた名古屋・ペピータの想いとは。

PHOTO BY本田好伸

リーグ10連覇を逃した名古屋オーシャンズは昨シーズン、王座奪還のため、本気の積極補強を行った。ブラジル代表経験のあるペピータはその補強の一人だった。しかし、これから名古屋のタイトル獲得のため貢献しようとしていた矢先、オーシャンカップでペピータは左膝の前十字靭帯を断裂。全治6ヶ月と診断され、ブラジルでのリハビリを余儀なくされた。それから約1年、ようやくFリーグデビューを果たそうとするペピータの想いとは――。

 

トロフィーを名古屋に持って帰ることが一番の恩返し

「ここまでたどり着くのに苦しい道のりではありました。怪我してからブラジルで5カ月をリハビリに当てて、日本に戻ってきてからもリハビリを続けて、非常に忍耐が必要な時期ではありました。でも、それがあったからこそ、自分がより強くなって戻って来られたのかなと思っていますし、クラブや皆さんのサポートがあって自分も頑張ることができ、100%の状態で戻って来られたなと感じています」

名古屋オーシャンズに入団して、これから新天地で活躍したいというそんな強い気持ちがペピータにはあったはず。しかしそんな矢先、全治6カ月の怪我を負い、リハビリを強いられた。本来ならばそこで腐っても仕方ないような状況だったが、ペピータはそんなことはなかったと言う。

「今回の怪我の前に1度大きな怪我をしたことがありました。なので、ちゃんとリハビリをすればむしろ強く戻って来られるということ確信がありました。忍耐が必要ですけど努力するしかないなと思い、それ一本で頑張り、おかげさまで良い状態で戻ってくることができました」

とはいえ、ペピータが負傷したあと、元々いたラファに加え、ヴァルチーニョとルイジ―ニョが新加入した。Fリーグの規定上、外国人選手の登録は3人となっているため、復帰してもシーズン中にトップチームで出場することは叶わなくなった。トップチームで出場できないペピータはリハビリ後、短い間ではあったが、サテライトでプレーすることになった。そんなサテライトでの時間も復帰のための貴重な時間として、真摯に打ち込んだ。

「サテライトでの日々はとても幸せな時期で、今シーズン戻ってくるための貴重な時間だったと思います。その時期を上手く使って、リハビリでうまく補えないコンペティション、試合の感覚を戻すということでは、自分がピッチに戻るためにサテライトの時間は大事でした。長いリハビリで空いてしまったゲーム感覚を戻して、今シーズンに臨むためのステップアップとして非常に大事な時間でしたので、すごく優雅な時間でした。復帰したときのために試合感覚を戻してもらえる環境を作ってくれたことに感謝しかないです。今、100%の状態で戻って来られたのは昨シーズン、ステップを一個一個踏んで、しっかりとリハビリをして、ゲーム感覚を戻してという、スケジュールを立ててステップを踏めたということはすべてポジティブだったと思います」

長期離脱を強いられ、周りの人に支えてもらうことで改めて「自分のことを考えてくれてるんだな」と実感した。チーム、トレーナー、家族、多くのサポートがあって復帰を果たし、「そのための恩はタイトルで返す」と、Fリーグの舞台で活躍することを誓った。

「全力で自分がやれる限りのことはすべて悔いがないようにやる。それが最終的にタイトルに結びつくように、最後はトロフィーを名古屋に持って帰ることが一番の恩返しだと思います。先日、オーシャンカップを獲れてトロフィーを掲げた写真を撮れたときにみんなも喜んでいましたし、やっぱり勝つことが大事なってくるので結果を残していきたいです。日本のリーグは高いレベルにあるので絶対、激しい戦いになると思います。その中でも名古屋オーシャンズというチームでは結果がなにより求められるチームなので、しっかりと結果を残せるように戦っていきたいです」

ペピータには今年の4月、子供が生まれた。まるで宝のようだという子供のため、自身を支えてくれたみんなのため、シーズンが終わった時に獲れるタイトルすべてを獲りたい。そんなシーズンにしたいと意気込んだ。ペピータの1年越しのFリーグデビューがいよいよ幕を開ける――。

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