SAL

MENU

作成日時:2022.10.21
更新日時:2022.10.21

SAL編集部ヒカルが行く!フットサル施設めぐり旅|「家族にとっても優しい」SAL SPORTS PARK 流山おおたかの森

PHOTO BY大西浩太郎、青木ひかる

みなさま、はじめまして。8月からSAL編集部に新加入しました青木ひかると申します。

2015年からJリーグ観戦を始め、多くの時間をスタジアムで過ごしてきましたが、昨年Fリーグを初観戦して以来、すっかりフットサルの虜に。今では週末になると、どこかしらのアリーナに出没し、試合観戦に励む日々を送っています(詳しくはプロフィールをご覧ください!)。

そして、初心者でも気軽にボールを蹴ることができることも、フットサルの魅力の一つ!わたしも先日ついに、念願のマイシューズを手に入れました。

観戦だけでなく、自分がプレーすることも、もっともっと楽しみたい!そんなわたしが、フットサルコートの魅力を探る訪問記を担当することになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

おおたかの森キッズが安心して遊べる街

記念すべき第1弾として訪れたのは、千葉県流山市にある流山おおたかの森にオープンした「SAL SPORTS PARK 流山おおたかの森」です。

流山市は、“都心から一番近い森のまち”として、近年大人気の新興ベッドタウン。千葉県が行う調査でも人口増加率トップに輝き、出生率が全国の平均を大きく上回る数字を記録している、子育て層が多く集まる街です(参照:流山市ホームページ)。

そんな流山市のなかで最も栄えているのが、今回の目的地「流山おおたかの森駅」です。JR秋葉原駅から、つくばエクスプレス、通称「TX」に乗り換え、電車に揺られること30分。改札を抜け、南口を出ると、巨大なショッピングモール「流山おおたかの森ショッピングセンター」が出現します。

時間は平日のお昼過ぎ。緑が多い駅前の広場では、おおたかの森キッズたちが元気に遊んでいました。

写真撮影をしていると、周りに子どもたちが集まってきました。話しかけてくれるのかな?と期待するも見事にスルーされ、「ねえねえ~みんな〜鬼ごっこしよう~」「い〜い〜よ!」の合図とともに、わたしを円の中心にして、ぐるぐると走り回るキッズたち。ねえねえ、お姉さんは柱じゃないよ。せめて仲間に入れてくれないだろうか。

突如はじまった鬼ごっこの輪から抜け出し、一緒に遊びたかった気持ちを抑えて、移動するSAL編集部一行(今度、編集部スタッフのみなさんもご紹介しますね)。

それにしても、食料品スーパーはもちろんのこと、ファッション雑貨、おしゃれなカフェや映画館、レストランからファストフード店まで、なんでも揃った便利すぎる駅前。「このあたりに閉じ込められても、一生暮らしていけそう」なんて話をしながら、本日の目的地に向かいます。

いざ取材へ!って、赤ちゃん店長がお出迎え!?

SAL SPORTS PARK 流山おおたかの森」は、駅前のショッピングモール「流山おおたかの森ショッピングセンター」の分館「ANNEX2」の屋上にあります。案内に沿って2、3分歩き、大通りから一本中に入った道を進むと、お目当ての建物を発見。初めて行く際には、マップで調べながら向かってみてくださいね。

この「ANENEX 2」は、徒歩圏内に住むファミリー層をメインターゲットに、6月30日にオープン。つまり、これから向かうフットサルコートも、できたてほやほやです。

1階が生鮮食品売り場、2階・3階がニトリ、4階には100円ショップと、日常生活に必要なありとあらゆるものを揃えることができます。平日にもかかわらず人の出入りが多い建物の前で、奇跡的に誰も通らなかった瞬間をパシャリ!

いざエレベーター乗って、屋上へ!初めての取材に、だんだんと緊張感が高まります。

エレベーターのドアが開くと、視界の先にはガラス越しに広がる緑色のコートが2面。左手には、木目の壁をあしらったオシャレな外観の受付ブースがありました。

こちらの施設の大きな特色の一つは、サッカーの育成年代において知らない人はいないと言われる「malva(マルバ)」のスクールが開校されているということ。日本代表の上田綺世選手や古賀太陽選手を輩出した、とても実績のあるスクールです。

ほかにも、元陸上選手から指導を受けることができる「メイスンかけっこスクール」も開校されており、3歳から小学6年生までのお子さまにおすすめのフットサルコートです。

さあ、いよいよ取材開始。意気込んで受付に足を踏み入れ、まずは元気にご挨拶。

「こんにちは、本日はよろしくお願いします…って…!えーっ!!」

青木さん「こんにちは!よろしくお願いします!」

これは驚き!なんと、店長の青木真一さんと、1歳半のお子さまが私たちをお出迎えしてくれました。見ず知らずの大人がいきなり3、4人現れたにもかかわらず、終始笑顔のベイビーちゃん。予想外の天使の登場により、わたしの緊張も一気にほぐれます(ちなみにわたしも「青木」なので、取材中に「青木さん」と呼ばれ2人が振り向くことに……)。

青木さん「実は第2子の出産のため妻が入院中でして、その間だけこの子を職場に連れて来ることを承諾してもらっているんです」

そんな親子を優しい表情で見守る、ディレクターの祐成典和さん。取材がスタートする前から、なごやかな雰囲気が漂います。確認なんですがここ、保育園じゃなくてフットサルコートだよね?

近隣ファミリーの救いとなる最高の“遊び場”

改めて、こちらが「SAL SPORTS PARK」を運営する株式会社ウィズアスリートのディレクター・祐成典和さん(右)と、「SAL SPORTS PARK 流山おおたかの森」店長・青木さん(左)そして赤ちゃん店長を務める、青木さんベイビーちゃんです。

編集部の方々が名刺交換をするなか、わたしはまだ名刺を持っていないので、一足先に更衣室に潜入。入口は茶色の木目でしたが、こちらは白を基調とした、より清潔感の漂うデザイン。なんだか新築のマンションにお邪魔している気分です。

更衣室にはシャワーも完備され、備え付けのシャンプーやコンディショナー、ボディーソープも揃っています。しかも女子更衣室のほうのシャンプーは「Diane」。髪の毛がギシギシになる心配もなく、安心して利用することができます。些細なことですが、これは個人的にも非常にうれしいポイントです。

受付に戻り、改めて祐成さんと青木さん(+青木さんベイビー)にお話を伺いました。

──早速ですが、普段どんな方々が利用されているか教えてください!

青木さん「利用者のメインはやはりマルバのスクール生さんです。月曜から金曜までは15時から、土日は朝の10時から毎日開催しています。あとはかけっこ教室も木曜と土日に開催しています。平日はスクール自体が20時までなので、そのあとに個サルを開催しています。近隣に住んでいる方たちが、お仕事終わりに参加してくれています」

コートをオープンして2カ月ながら、すでに大盛況というサッカースクール。

青木さん「この周辺は、公園に行っても子どもが多くて、ボールを投げたり蹴ったりするとすぐに人に当たってしまうそうです。土日も場所の取り合いになっているみたいで。そんななか、入会すると週1回分の料金で何回でもスクールに通える「蹴り放題キャンペーン」を夏休み限定で行ったところ、多い子は週5、6回も通ってくれる子がいました。人が多すぎて遊べる場所も少ないので、すごく助かりましたという声をいただきました」

近くにあるプールの施設も、いわゆる“芋洗い状態”のなか、夏休み期間をもてあます子どもたちの救いの場となったのが、このフットサルコートでした。

特に、就学前の年齢の子どもの習い事がどこも飽和寸前で、マルバのスクールでも5歳児クラスはすでに満員御礼のキャンセル待ち。現在1面で開催しているものを2面に増やし、定員を増やしましょうと、マルバのコーチにも依頼をしているとのことです。

──とにかく、サッカースクールが大人気ということですね。逆にスクールが開催されていない平日のお昼の時間は、わりと空いているということでしょうか?

祐成さん「そうですね。ただ、ちょうど今、かけっこスクールでのイベント依頼がきているんです。世界選手権の出場経験もある、元陸上選手が指導するスクールなんですが、近隣の幼稚園から「かけっこを教えるイベントを開催してほしい」と。そういう依頼を、午前中の空いている時間帯に入れたらいいなと。園庭とはまた違い、裸足で人工芝の上を走り回れるの経験は貴重だと思いますし、サッカーにも触れてもらえたらいいですね」

施設内にはキッズスペースも用意されているので、小さなお子さまと一緒にお迎えに行ったり、スクールの様子を見学することができます。おもちゃも揃っていますよ。

ご満悦な様子の赤ちゃん店長。パパのことが大好きなようで、青木さんの顔を見つめ、ずっとニコニコ。だめだ、可愛すぎる。

またこちらの施設では、青木さんのほかにも、子育て中の主婦の方が2名ほど働いているそうです。同じ境遇のスタッフさんがいることで、悩み事を共有できたり、より安心してお子さまを預けたりできることも、魅力の一つですね。

取材を終え、流山おおたかの森でのフットサルライフを想像してみます。

「子どもが土日のスクールに通っている間に、旦那さんと駅前ショッピングモールでデートして……。終わったら家族みんなでここでボールを蹴るのとか、どうですかね???」

「だけど、たまには旦那さんに子どもを預かってもらって、一人で思いっきり個サルに参加したいですね……」

妄想ばかりが膨らみます。

ちなみにマルバのスクールでは、とにかく1対1で負けない子どもを育成するそうです。こちらは未来の子どもに渇を入れているわたしの図。少しシュールです。

とにもかくにも、「SAL SPORTS PARK 流山おおたかの森」は子育て真っ只中のファミリーに優しいフットサルコートだということがわかりました。

つくばエクスプレス沿線で、お子さまの遊び場所にお困りのみなさまはぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

SAL SPORTS PARK 流山おおたかの森
https://salsportspark.com/otakanomori/

施設で一緒に働いてくれる方、募集中!詳しくはこちら

▼ 関連リンク ▼

  • AFCフットサルアジアカップ2024予選|大会概要・試合日程&結果一覧
  • Fリーグ2023-2024 試合&放送日程

▼ 関連記事 ▼